■午後0時までの記事一覧：

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【中国】人民元の25日の基準値は1米ドル＝7.0202元、4日続伸
【中国】人民銀、MLFで3000億元を供給　金利は0.3％低下
【中国】中国の通信サービス収入、1−8月は2.7％増　新分野の伸び目立つ

　25日の香港市場で、ハンセン指数は大幅に続伸して始まった。中国人民銀行（中央銀行）が朝方発表した中期貸出制度（MLF）金利が2.0％と前月の2.3％から低下したことで、最優遇貸出金利（LPR、ローンプライムレート）引き下げへの期待が高まった。人民銀の潘功勝行長は24日の会見で、MLF金利が0.3％低下する公算が大きく、LPRが0.2−0.25％下がる見通しを示していた。

　指数は日本時間午前10時51分現在、前日比2.09％高の19396.86ポイントで推移している。個別では、医薬品ネット通販の京東健康（06618）と阿里健康（00241）、金融株の中国平安保険（02318）と招商銀行（03968）、不動産株の中国海外発展（00688）と九龍倉置業地産（01997）が高い。一方、即席麺大手の康師傅控股（00322）が逆行安。

　25日の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸して始まった。心理的節目の2900ポイントに乗せて寄り付いた後、上げ幅を拡大。中国金融当局が前日に発表した一連の追加緩和策が引き続き好感されている。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比2.12％高の2923.87ポイントで推移している。セクター別では、投資・金融関連、不動産サービス、証券、保険が全面高となるなど、全セクターで買いが優勢となっている。