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指数: 15分ディレイ
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ゴールドマンは最新リポートで、中国人民銀行(中央銀行)が24日に発表した一連の金融緩和策について、政策金利と預金準備率を同時に引き下げるという異例の措置に加え、引下げ幅が大きく、政策緩和を促す指示も行った背景には、経済成長の逆風に対する当局の懸念が示されたと指摘した。人民銀の潘功勝行長は同日午前に国務院新聞弁公室が開いた報道向け発表会で、◇近いうちに預金準備率を0.5%引き下げる◇人民銀の政策金利である7日物リバースレポ金利を0.2%引き下げる◇既存の住宅ローン金利を0.5%引き下げる――などと表明していた。『AAストックス』が24日伝えた。
ゴールドマンは、実態経済を支えるために人民銀が今後、追加の緩和措置を打ち出す可能性があるとした。ただ、中国経済の成長見通しを改善するには、財政緩和をはじめとするより多くの緩和措置が必要とした。 人民銀が示した見通しに基づき、ゴールドマンは2024年10−12月期に預金準備率をさらに0.25%引き下げる予想。また、25年1−3月期と7−9月期に準備率を0.25%ずつ、4−6月期と10−12月期に政策金利を0.1%引き下げるとの従来の予想を据え置いた。 |
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24日の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅に5営業日続伸。終値は前日比4.15%高の2863.13ポイントだった。深セン成分指数は4.36%高の8435.70ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で9713億4200万元だった。
上海総合指数は終日プラス圏で堅調に推移した。後場に入って一段高となると、終値で心理的節目の2800ポイントを回復し、8月20日以来、1カ月超ぶりの高値を付けた。中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝行長が24日、近いうちに預金準備率を0.5%引き下げると表明したほか、不動産業については、既存の住宅ローン金利を引き下げ、住宅ローン頭金の最低比率基準を統一する方針を示したことが好感された。また、株式市場の安定化に向け、証券会社やファンド、保険会社が株式投資に使用できるよう新たなツールを創設すると発表したことも投資家心理を強気に傾けた。セクター別では、鉄鋼や保険、証券、石炭、建材が全面高となるなど、幅広いセクターで買いが優勢だった。 A株市場では、名創優品集団(09896)が出資することが明らかになった永輝超市(601933)がストップ高。中国当局による株式市場支援策を受け、新華人寿保険(601336)や中信証券(600030)も大幅高だった。海能達通信(002583)やTCL中環新能源科技(002129)の上昇も目立った。半面、華域汽車系統(600741)や浙江蘇泊爾(002032)が逆行安。 上海B株指数は2.08%高の240.10ポイント、深センB株指数は2.93%高の1078.86ポイント。 |
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