24日の香港市場でハンセン指数は反発スタート。前日の米株高や米連邦準備理事会（FRB）の利下げが継続するとの観測に加え、中国当局の景気対策が好感されている。国務院新聞弁公室がきょう開いた報道向け発表会で、中国人民銀行（中央銀行）は預金準備率を近く0.5％引き下げると発表したほか、年内にさらに0.25−0.5％引き下げるなどの方針を示した。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前営業日比2.243％高の18655.81ポイントで推移。個別では、本土不動産株の龍湖集団（00960）、華潤置地（01109）、中国海外発展（00688）が急伸。新興自動車メーカーの理想汽車（02015）、自社株買い計画を発表したガス会社の新奥能源（02688）、火鍋チェーンの海底撈国際（06862）なども大幅高となるなど、ハンセン指数構成銘柄は全面高の展開となっている。

上海総合指数
　始値：2770.75ポイント
　前日比：21.83ポイント
　騰落率：0.79％

上海B株指数
　始値：235.35ポイント
　前日比：0.15ポイント
　騰落率：0.06％

深セン成分指数
　始値：8148.17ポイント
　前日比：64.79ポイント
　騰落率：0.8％

深センB株指数
　始値：1048.12ポイント
　前日比：-0.05ポイント
　騰落率：0％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3244.65ポイント
　前日比：31.89ポイント
　騰落率：0.99％

ハンセン指数
　始値：18573.92ポイント
　前日比：326.81ポイント
　騰落率：1.79％

中国企業指数
　始値：6511.43ポイント
　前日比：122.35ポイント
　騰落率：1.91％

レッドチップ指数
　始値：3556.62ポイント
　前日比：47.49ポイント
　騰落率：1.35％