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指数: 15分ディレイ
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20日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。終値は前日比0.03%高の2736.81ポイントだった。深セン成分指数は0.15%安の8075.14ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5747億4800万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移したが、終盤にプラス圏に浮上してこの日の取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の大幅な利下げが決まったことを受け、中国でも利下げ期待が高まっていたものの、寄り付き前に発表された2024年9月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)は、1年物が3.35%、5年以上物は3.85%となり、ともに前月と同水準に据え置かれたことが嫌気された。一方、中国当局が北京や上海など「1線都市」の住宅購入規制の緩和を検討していると伝わり、投資家心理が強気に傾いた。セクター別では、貴金属が全面高となったほか、不動産サービスや不動産開発、通信サービスが買われた。半面、造船や風力発電設備、医療サービスなどが売られた。 A株市場では、海能達通信(002583)が大幅高となったほか、保利発展控股集団(600048)や万科企業(000002)など不動産株が買われた。紫金鉱業集団(601899)や東阿阿膠(000423)も高かった。半面、中国船舶重工(601989)や江蘇恒瑞医薬(600276)、TCL中環新能源科技(002129)などが売られた。 上海B株指数は0.36%高の234.36ポイント、深センB株指数は0.23%安の1042.45ポイント。 |
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上海総合指数
引値:2736.81ポイント 前日比:0.79ポイント 騰落率:0.03% 上海B株指数 引値:234.36ポイント 前日比:0.84ポイント 騰落率:0.36% 深セン成分指数 引値:8075.14ポイント 前日比:-12.46ポイント 騰落率:-0.15% 深センB株指数 引値:1042.45ポイント 前日比:-2.41ポイント 騰落率:-0.23% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3201.05ポイント 前日比:5.01ポイント 騰落率:0.16% |
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週明け20日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日続伸。前場終値は前日比1.45%高の18275.14ポイントだった。中国企業指数は1.47%高の6397.98ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で909億5000万HKドル。
ハンセン指数は前日に米株式相場が続伸した流れを引き継ぎ、幅広いセクターで買いが先行。序盤に上げ幅を拡大した。米連邦準備理事会(FRB)が18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利下げを決め、香港市場でも投資家がリスクオン姿勢を強めた。ただ、買い一巡後は伸び悩んだ。 個別では、前日大引け後に最大50億HKドル規模の自社株買い計画を発表した石薬集団(01093)が大きく買われた。香港コングロマリットの新世界発展(00017)、民営自動車メーカーの吉利汽車(00175)、カジノ運営のサンズ・チャイナ(01928)は大幅に続伸。自動車販売の中升集団(00881)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)も高い。半面、香港公益株の長江インフラ(01038)、電能実業(00006)、ホンコン・チャイナガス(00003)がそろって下げた。 |
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