NYMEX原油 中心限月
　　終値：67.31
　　前日比：1.56
　　騰落率：2.37％

　COMEX金 中心限月
　　終値：2542.40
　　前日比：-0.70
　　騰落率：-0.03％

　LME銅 3カ月物
　　終値：9090.70
　　前日比：64.87
　　騰落率：0.72％

　LMEアルミ 3カ月物
　　終値：2370.50
　　前日比：29.35
　　騰落率：1.25％

■中国太平洋保険（02601）：子会社2社の2024年1−8月の保険料収入は合計で3339億6400万元となり、前年同期比で4.1％増加した。8月単月では前年同月比31.6％増の357億1700万元となる。

■大唐新能源（01798）：2024年8月の発電量は前年同月比4.4％増の170万1300メガワット時（MWh）だった。うち風力発電が4.3％減の134万9600MWh、太陽光発電が60.6％増の35万1600MWhだった。

■無錫薬明康徳新薬開発（02359）：11日に上海市場で自社A株を52万2300株（発行済み株式の0.0179％）取得した。1株当たり取得価格は37.37−38.67元、取得額は計2000万元。10日の取締役会で決めた自社株買い計画に基づく初回の取得となった。

　12日の香港市場は上値の重い展開か。中国では14日に小売売上高や鉱工業生産など8月の主要経済指標が発表されるとあって、様子見ムードが強まりそうだ。

　一方、ハンセン指数は前日に一時、心理的節目の17000ポイントを割る場面もあった。終盤に下げ幅を縮小したものの、終値ベースで8月9日以来およそ1カ月ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも予想される。

　11日のNY株式相場は上昇。注目された8月の米消費者物価指数（CPI）で変動の大きい食品、エネルギーを除くコアCPIが前月比+0.3％と予想の+0.2％を上回る伸びとなったことで9月の米連邦公開市場委員会（FOMC）での大幅利下げ期待が後退したことが重しとなり、一時、大きく下落した。しかし、ヘッドラインCPIが前年比+2.5％と前月の+2.9％から伸びが鈍化し、予想の+2.6％も下回ったことや、エヌビディア（+8.15％）などのメガキャップに買いが強まったことで終盤にかけて大きく上昇した。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は、HSBC（00005）やアリババ集団（09988）、テンセント（00700）、美団（03690）が香港終値を上回って引けた。