週明け2日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。前週末は大続伸し、終値ベースで7月15日以来1カ月半ぶりの高値を付けただけに、いったん利益を確定する売りが先行。中国景気不安もくすぶっている。中国国家統計局が前週末に発表した2024年8月の中国製造業購買担当者景気指数（PMI）は49.1と市場コンセンサス予想の49.5を下回った。前月比で0.3ポイント低下し、4カ月連続で景況感の分かれ目となる50を割り込んだ。

　指数は日本時間午前10時36分現在、前営業日比1.13％安の17785.86ポイントで推移している。個別では、不動産株の龍湖集団（00960）、華潤万象生活（01209）、中国海外発展（00688）、華潤置地（01109）がそろって下落。石炭大手の中国神華能源（01088）、電気自動車の理想汽車（02015）も安い。香港コングロマリットの新世界発展（00017）は大幅に反落している。一方、保険株の中国人寿保険（02628）と中国平安保険（02318）が続伸。自動車販売の中升集団（00881）も買われている。

上海総合指数
　始値：2832.35ポイント
　前日比：-9.86ポイント
　騰落率：-0.35％

上海B株指数
　始値：234.84ポイント
　前日比：0.07ポイント
　騰落率：0.03％

深セン成分指数
　始値：8331.46ポイント
　前日比：-17.02ポイント
　騰落率：-0.2％

深センB株指数
　始値：1084.61ポイント
　前日比：1.33ポイント
　騰落率：0.12％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3307.54ポイント
　前日比：-13.89ポイント
　騰落率：-0.42％

ハンセン指数
　始値：17862.59ポイント
　前日比：-126.48ポイント
　騰落率：-0.70％

中国企業指数
　始値：6279.39ポイント
　前日比：-51.75ポイント
　騰落率：-0.82％

レッドチップ指数
　始値：3601.18ポイント
　前日比：-19.78ポイント
　騰落率：-0.55％