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指数: 15分ディレイ
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27日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。終値は前日比0.24%安の2848.73ポイントだった。深セン成分指数は1.11%安の8103.76ポイントと3営業日ぶりに反落。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5114億5700万元だった。
上海総合指数は利益確定売りが重荷となり、終日マイナス圏でもみ合った。人民元の対米ドル相場の上昇が一服し、運用リスクが取りにくくなったもよう。中国人民銀行(中央銀行)は26日に人民元売買の基準値を1米ドル=7.1139元と6月13日以来の高値に設定していたが、きょうの基準値は前日と比べて0.0110元の元安/ドル高水準だった。26日の米ハイテク株安も投資家心理を冷やした。セクター別では、コンシューマーエレクトロニクス、光学光電子、電池、不動産が下落する半面、建設コンサルティング、石炭、医薬品が上昇した。 A株市場では家電の杭州老板電器(002508)と海爾智家(600690)、電子部品の三安光電(600703)、歌爾(002241)、TCL科技集団(000100)が大幅安。自動車部品の寧波均勝電子(600699)、鉄道車両の中国中車(601766)、不動産開発の保利発展控股集団(600048)と招商局蛇口工業区控股(001979)も売られた。一方、エネルギー資源のシノペック(600028)とペトロチャイナ(601857)、中国神華能源(601088)が高い。油圧シリンダーの江蘇恒立液圧(601100)、風力発電設備の金風科技(002202)は大幅に続伸。オンラインゲームの三七互娯網絡科技集団(002555) はストップ高を付けた。 上海B株指数は0.57%安の227.98ポイントと4営業日続落。深センB株指数は0.80%安の1062.48ポイントと3営業日ぶりに反落した。 |
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上海総合指数
引値:2848.73ポイント 前日比:-6.79ポイント 騰落率:-0.24% 上海B株指数 引値:227.98ポイント 前日比:-1.31ポイント 騰落率:-0.57% 深セン成分指数 引値:8103.76ポイント 前日比:-90.89ポイント 騰落率:-1.11% 深センB株指数 引値:1062.48ポイント 前日比:-8.53ポイント 騰落率:-0.8% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3305.33ポイント 前日比:-18.89ポイント 騰落率:-0.57% |
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27日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.27%安の17750.32ポイントだった。中国企業指数は0.20%安の6266.36ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で468億3000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。中東情勢を巡る地政学的リスクや、中国景気の先行き不安、中国と欧米諸国の対立の激化への懸念が重荷。前日に終値ベースで7月15日以来、およそ1カ月半ぶりの高値で終えた後とあって、利益確定売りが出た。もっとも、下値の堅さを確認すると、半ば以降は下げ幅を縮めた。 個別では、中国ネット通販のアリババ集団(09988)とJDドットコム(09618)が大幅安。同業であるピン多多(PDD)の2024年4−6月期売上高の予想下振れに加え、同社の陳磊共同最高経営責任者(CEO)が「競争の激化で売り上げの高成長は持続できない」との見解を示したことが嫌気された。ガス会社の新奥能源(02688)、家電メーカーの海爾智家(06690)、宝飾品大手の周大福珠宝(01929)なども売られた。半面、2024年6月中間決算を発表したトリップ・ドットコム(09961)が急伸したほか、民営自動車メーカーの吉利汽車(00175)、台湾系食品メーカーの康師傅控股(00322)、石油メジャーのシノペック(00386)、ペトロチャイナ(00857)、CNOOC(00883)などが買いを集めた。 |
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