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指数: 15分ディレイ
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27日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.27%安の17750.32ポイントだった。中国企業指数は0.20%安の6266.36ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で468億3000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。中東情勢を巡る地政学的リスクや、中国景気の先行き不安、中国と欧米諸国の対立の激化への懸念が重荷。前日に終値ベースで7月15日以来、およそ1カ月半ぶりの高値で終えた後とあって、利益確定売りが出た。もっとも、下値の堅さを確認すると、半ば以降は下げ幅を縮めた。 個別では、中国ネット通販のアリババ集団(09988)とJDドットコム(09618)が大幅安。同業であるピン多多(PDD)の2024年4−6月期売上高の予想下振れに加え、同社の陳磊共同最高経営責任者(CEO)が「競争の激化で売り上げの高成長は持続できない」との見解を示したことが嫌気された。ガス会社の新奥能源(02688)、家電メーカーの海爾智家(06690)、宝飾品大手の周大福珠宝(01929)なども売られた。半面、2024年6月中間決算を発表したトリップ・ドットコム(09961)が急伸したほか、民営自動車メーカーの吉利汽車(00175)、台湾系食品メーカーの康師傅控股(00322)、石油メジャーのシノペック(00386)、ペトロチャイナ(00857)、CNOOC(00883)などが買いを集めた。 |
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ハンセン指数
引値:17750.32ポイント 前日比:-48.41ポイント 騰落率:-0.27% 中国企業指数 引値:6266.36ポイント 前日比:-12.27ポイント 騰落率:-0.20% レッドチップ指数 引値:3571.72ポイント 前日比:12.85ポイント 騰落率:0.36% |
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27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.36%安の2845.37ポイントだった。深セン成分指数は0.85%安の8124.71ポイントと3営業日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3285億8100万元だった。
上海総合指数はいったん利益を確定する売りが重荷となり、マイナス圏でもみ合い。人民元の対米ドル相場の上昇が一服し、運用リスクが取りにくくなったもよう。中国人民銀行(中央銀行)が設定するきょうの人民元売買の基準値は前日の基準値に比べ0.0110元の元安/ドル高水準。26日の基準値は1米ドル=7.1139元と6月13日以来の高値だった。26日の米ハイテク株安も投資家心理を冷やした。 セクター別では、コンシューマーエレクトロニクス、光学光電子、電池、不動産が下落する半面、ゲーム、医療機器、医薬品が上昇した。 上海B株指数は0.66%安の227.78ポイントと4営業日続落。深センB株指数は0.49%安の1065.77ポイントと3営業日ぶりに反落した。 |
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