マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
週明け26日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前営業日比0.04%高の2855.52ポイントだった。深セン成分指数は0.16%高の8194.65ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5265億2600万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移したが、終盤に下げ幅を縮小すると、小幅ながらプラス圏に浮上してこの日の取引を終えた。中国景気の先行き不安は根強く、中東情勢の緊迫化や米中関係の悪化などが警戒されたが、カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)での米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の発言を受けて米利下げ観測が一段と高まり、本土市場でも買いが広がった。一方、2024年6月中間決算の発表がピークを迎えており、個別物色の動きが活発だった。セクター別では、バッテリー素材や化学肥料、石油が全面高となった半面、教育や鉄道・道路、貴金属などが売られた。 A株市場では、中東情勢の緊迫化を受けてペトロチャイナ(601857)やシノペック(600028)が買われたほか、寧波杉杉(600884)や保利発展控股集団(600048)、金風科技(002202)も高かった。半面、上海宝信ソフト(600845)や中国中車(601766)、宜賓五糧液(000858)などが売られた。 上海B株指数は0.68%安の229.29ポイント、深センB株指数は0.04%高の1071.01ポイント。 |
|
||
上海総合指数
引値:2855.52ポイント 前日比:1.15ポイント 騰落率:0.04% 上海B株指数 引値:229.29ポイント 前日比:-1.57ポイント 騰落率:-0.68% 深セン成分指数 引値:8194.65ポイント 前日比:12.73ポイント 騰落率:0.16% 深センB株指数 引値:1071.01ポイント 前日比:0.46ポイント 騰落率:0.04% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3324.22ポイント 前日比:-2.97ポイント 騰落率:-0.09% |
|
||
週明け26日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前営業日比0.82%高の17756.09ポイントだった。中国企業指数は0.70%高の6262.60ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で473億5000万HKドル。
ハンセン指数は前週末の米株高の流れを引き継ぎ、プラス圏を堅調に推移。序盤には上昇率が1%を超える場面があった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の発言を受けて米利下げ観測が一段と高まり、投資家が運用リスクをとりやすくなったもよう。パウエル議長は23日にカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演し、利下げの時期や幅を明確に示さなかったものの、「政策を転換(調整)する時が来た」と語った。 個別では、香港不動産関連が買いを集め、九龍倉置業地産(01997)、恒隆地産(00101)、新世界発展(00017)、Link REIT(00823)、新鴻基地産(00016)が高い。ボトル入り飲料水大手の農夫山泉(09633)、医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)と無錫薬明康徳新薬開発(02359)は大幅に反発した。半面、医薬品卸売りの国薬控股(01099)、製薬の中国生物製薬(01177)、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)が続落。電気自動車を手掛ける理想汽車(02015)と小米集団(01810)も売られた。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
06/12 |
[政策] 外交部記者会見:EUによる中国銀行制裁提案について![]() |
06/12 |
[政策] 外交部記者会見:米中経済貿易協議の発表内容について![]() |
06/12 |
[政策] 商務部記者会見:中米経済貿易協議の初会合について![]() |
06/12 | [政策] 商務部記者会見:レアアースの輸出優遇措置について |
06/12 | [政策] 商務部記者会見:経済貿易協議に関するトランプ大統領の発言について |
レポート |