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指数: 15分ディレイ
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週明け19日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。終値は前営業日比0.49%高の2893.67ポイントだった。深セン成分指数は0.08%高の8356.90ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5706億1700万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いたものの、ほどなくして切り返した。序盤には心理的節目の2900ポイントに乗せる場面もあったが、同水準で伸び悩むと、その後はおおむね2890−2895ポイントの狭いレンジでもみ合った。米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを開始するとの観測が買いを支えたほか、6月中間決算の発表シーズンとあって、業績を手掛かりとした売買も活発だった。一方、中国景気の先行き不安が根強いなか、上値追いの動きは限られた。 セクター別では、貴金属、保険、宝飾品が全面高となったほか、銀行、輸送用設備などが高い。半面、コンシューマーエレクトロニクス、光学光電子、医療サービス、製薬などが売られた。 A株市場では、鉄道車両大手の中国中車(601766)、建機メーカーの中聯重科(000157)、徐工集団工程機械(000425)、非鉄金属の中国アルミ(601600)が大幅高。中国太平洋保険(601601)、中国農業銀行(601288)、新華人寿保険(601336)、交通銀行(601328)などの金融株も買いを集めた。半面、24年6月の減益決算を発表した杭州海康威視数字技術(002415)や、製薬の江蘇恒瑞医薬(600276)、造船大手の中国船舶重工(601989)などが下げた。 上海B株指数は0.06%安の235.10ポイント、深センB株指数は0.09%安の1105.26ポイント。 |
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上海総合指数
引値:2893.67ポイント 前日比:14.24ポイント 騰落率:0.49% 上海B株指数 引値:235.10ポイント 前日比:-0.15ポイント 騰落率:-0.06% 深セン成分指数 引値:8356.90ポイント 前日比:7.03ポイント 騰落率:0.08% 深センB株指数 引値:1105.26ポイント 前日比:-1.01ポイント 騰落率:-0.09% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3356.97ポイント 前日比:11.34ポイント 騰落率:0.34% |
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週明け19日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前営業日比1.06%高の17614.62ポイントだった。中国企業指数は1.34%高の6244.19ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で520億HKドル。
ハンセン指数はプラス圏で堅調に推移した。米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを開始するとの観測が続くなか、前週末に米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、香港市場でも買いが広がった。また、米長期金利の低下や本土市場の上昇が好感されたほか、決算発表シーズンとあって、業績を手掛かりに個別物色の動きも活発だった。 個別では、JDドットコム(09618)が5%超上昇して指数を押し上げたほか、子会社の京東健康(06618)が7%超上昇。李寧(02331)や理想汽車(02015)の上昇も目立った。半面、中升集団(00881)やホンコン・チャイナガス(00003)、東方海外(00316)が売られた。 |
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