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16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比1.69%高の17397.61ポイントだった。中国企業指数は1.91%高の6150.41ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で544億9000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付き、じりじりと上げ幅を拡大。相場の強気と弱気の分かれ目とされる250日移動平均(前引け時点で17295.34ポイント)を上抜けて引けた。好業績の大型ネット株が買いを集め、相場を押し上げた。前日発表された7月の米小売売上高が予想以上に増加したことで米国の景気後退(リセッション)に対する過度な懸念が和らぎ、香港市場の地合い改善につながったもよう。 個別では、前日大引け後に2024年4−6月期決算を発表したアリババ集団(09988)が買われて相場の上昇を主導。24年6月中間決算を発表したJDドットコム(09618)は9%近く上げたほか、同社子会社の京東健康(06618)、香港鉄路(00066)、チャイナ・ユニコム(00762)が大幅に上昇。カジノ株の銀河娯楽(00027)とサンズ・チャイナ(01928)も高い。半面、香港長江グループ系の長江和記実業(00001)、長江実業集団(01113)、長江インフラ(01038)、電能実業(00006)がそろって下落。パソコン大手のレノボグループ(00992)は大幅に続落した。 |
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ハンセン指数
引値:17397.61ポイント 前日比:288.47ポイント 騰落率:1.69% 中国企業指数 引値:6150.41ポイント 前日比:115.14ポイント 騰落率:1.91% レッドチップ指数 引値:3595.19ポイント 前日比:36.53ポイント 騰落率:1.03% |
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16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.09%高の2880.01ポイントだった。深セン成分指数は0.14%安の8358.67ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3706億1400万元だった。
上海総合指数は序盤にマイナス圏に沈む場面もあったが、その後はプラス圏で推移した。米国の小売売上高や新規失業保険申請件数などを受け、米国の景気後退(リセッション)に対する過度な懸念が和らぎ、投資家心理を強気に傾けた。ただ、中国景気の先行き不透明感は強く、前引けにかけて上げ幅を縮小した。一方、6月中間決算の発表シーズンとあって、業績を手掛かりに個別物色の動きが活発だった。セクター別では、コンシューマーエレクトロニクスや通信サービス、電子部品などが買われた半面、貴金属やエンジニアリングサービス、不動産サービスなどが売られた。 上海B株指数は0.16%安の234.92ポイント、深センB株指数は0.02%安の1105.22ポイントだった。 |
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