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指数: 15分ディレイ
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8日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.71%高の16998.45ポイントだった。中国企業指数は0.87%高の5984.94ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で548億3000万HKドル。
ハンセン指数は前日のNY市場が下落した流れを引き継いで安く始まったものの、徐々に下げ幅を縮小し、プラス圏に浮上した。一時、心理的節目の17000ポイントに乗せる場面もあったが、同節目をわずかに下回って前場の取引を終えた。最近の下落を受けて値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がったほか、深セン市が保障性住宅として活用するため、売れ残った住宅在庫を買い取ると発表したことも好感された。一方、米長期金利の上昇や地政学的リスクが嫌気されたほか、中国では9日に物価統計の発表が控えており、様子見ムードも強まり相場の重しとなった。 個別では、テンセント(00700)やアリババ集団(09988)が買われて指数を押し上げたほか、龍湖集団(00960)や華潤置地(01109)など本土不動産株も買われた。創科実業(00669)や舜宇光学科技(02382)の上昇も目立った。半面、康師傅控股(00322)や東方海外(00316)が売られた。 |
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ハンセン指数
引値:16998.45ポイント 前日比:120.59ポイント 騰落率:0.71% 中国企業指数 引値:5984.94ポイント 前日比:51.77ポイント 騰落率:0.87% レッドチップ指数 引値:3541.98ポイント 前日比:17.81ポイント 騰落率:0.51% |
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8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.38%高の2880.61ポイントだった。深セン成分指数は0.49%高の8490.59ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4253億3800万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、マイナス圏でもみ合った。中国景気の先行き不安や地政学的リスクへの懸念が引き続き重しとなった。ただ、下値の堅さが意識されると、前場後半にプラス圏へ急浮上。指数は約6カ月ぶりの安値圏で推移しているとあって、値ごろ感の強まった銘柄を物色する動きが買いを支えたもよう。 セクター別では、酒造と化学肥料が全面高。不動産開発・サービス、製薬なども高い。半面、貴金属が全面安となったほか、教育、軍需関連、自動車などが売られている。 上海B株指数は0.03%安の232.74ポイント、深センB株指数は0.34%高の1102.20ポイントだった。 |
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