■ 8月8日（木）
【中間決算】安�h酵母（600298）
【中間決算】浙報数字文化集団（600633）
【中間決算】長白山旅遊（603099）
【中間決算】四方科技集団（603339）
【中間決算】寧夏英力特化工（000635）
【中間決算】中石化石油機械（000852）
【中間決算】孚日集団（002083）
【中間決算】深セン市兆新能源（002256）
【中間決算】広東TCL智慧家電（002668）
【権利落日】新疆伊力特実業（600197）(期末配当）
【権利落日】中国船舶重工集団動力（600482）(期末配当）
【権利落日】上海大衆公用事業（600635）(期末配当）
【権利落日】海通証券（600837）(期末配当）
【権利落日】上海張江高科技園区開発（600895）(期末配当）
【権利落日】株洲中車時代電気（688187）(期末配当）
【権利落日】湖北能源集団（000883）(期末配当）
【権利落日】新疆北新路橋集団（002307）(中間配当）
【権利落日】甘源食品（002991）(期末配当）

　7日のNY株式相場は反落。円キャリートレードの巻き戻しの動きが一服することが期待され上昇してスタートしたが、米10年債利回りが上昇したことや、地政学リスクが意識されたこと、円キャリートレードの巻き戻しが再び強まることへ警戒感などから引けにかけて売りが優勢となった。

　ダウ平均は上昇してスタートすると、一時480米ドル高まで上値を伸ばしたが、234.21米ドル安（-0.60％）と一日の安値圏で終了。S&P500も1.73％高まで上昇後、0.77％安で終了し、ハイテク株主体のナスダック総合は2.10％高まで上昇後、1.05％安で修了。主要3指数がそろって反落した。

　S&P500の11セクターは公益、エネルギーなど4セクターが上昇し、一般消費財、素材、IT、ヘルスケア、不動産、資本財など7セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄はアップル、メルク、プロクター・アンド・ギャンブルが1％超上昇した一方、決算が嫌気されたアムジェンが5.00％安となり、1銘柄でダウ平均を108米ドル余り押し下げたほか、ウォルト・ディズニー、インテル、ホーム・デポも3-4％下落した。

　米10年債利回りは前日の3.888％から3.948％に上昇。欧州債の下落（利回りは上昇）や低調な米10年債入札の結果が相場の重しとなった。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の27.71ポイントから一時21ポイント台まで低下したが、27.85ポイントと小幅に上昇して終了した。

　香港証券取引所が7日に発表した統計によると、香港から中国本土株に投資する「滬股通」（上海コネクト・ノースバウンド）と「深股通」（深センコネクト・ノースバウンド）は、合わせて成約ベースで21億3600万元の売り越しだった。うち上海市場は4億1700万元の買い越し、深セン市場は25億5300万元の売り越しだった。