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指数: 15分ディレイ
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週明け5日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。終値は前営業日比1.54%安の2860.70ポイントだった。深セン成分指数は1.85%安の8395.05ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7904億8300万元だった。
上海総合指数は、前場はプラス圏に浮上する場面もあったが、後場に入って下げ幅を拡大。終値は心理的節目の2900ポイントを割り、今年2月7日以来、約6カ月ぶり安値だった。2日に発表された7月の米雇用統計が予想以上に悪化したことで米景気後退(リセッション)懸念が広がり、本土市場でも売りが広がった。一方、中国メディアの財新が5日発表した2024年7月の財新中国サービス業購買担当者景気指数(PMI)が52.1となり、市場予想の51.5を上回ったことが好感されたほか、中国の国務院(内閣に相当)がサービス消費の振興策を公表したことを受け、恩恵が期待される銘柄に買いが入った。セクター別では、電子化学品と造船が全面安となったほか、半導体や自動車、通信設備も売られた。半面、教育やゲーム、航空・空港運営などが買われた。 A株市場では、2024年6月中間決算の速報値が22%増益だったと発表した富士康工業互聯網(601138)が大きく下げたほか、立訊精密工業(002475)や曙光信息産業(603019)も大幅安だった。7月のバス販売台数が9%減だったと発表した宇通客車(600066)も売られた。半面、中公教育科技(002607)が大幅高。瀘州老窖(000568)や貴州茅台酒(600519)、春秋航空(601021)も買われた。 上海B株指数は1.56%安の231.63ポイント、深センB株指数は1.88%安の1090.29ポイント。 |
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上海総合指数
引値:2860.70ポイント 前日比:-44.64ポイント 騰落率:-1.54% 上海B株指数 引値:231.63ポイント 前日比:-3.67ポイント 騰落率:-1.56% 深セン成分指数 引値:8395.05ポイント 前日比:-158.50ポイント 騰落率:-1.85% 深センB株指数 引値:1090.29ポイント 前日比:-20.86ポイント 騰落率:-1.88% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3343.32ポイント 前日比:-41.07ポイント 騰落率:-1.21% |
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週明け5日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続落。前場終値は前営業日比0.22%安の16908.96ポイントだった。中国企業指数は0.41%安の5950.16ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で608億2000万HKドル。
ハンセン指数は前週末のNY株式相場が大幅に続落した流れを引き継ぎ、ほぼ全面安で寄り付いた。2日発表の米7月雇用統計が予想以上に悪化したことで米景気後退(リセッション)懸念が広がり、投資家がリスク回避姿勢を強めた。もっとも、米長期金利の低下を受けた買いも入り、指数は次第に下値を切り上げて引けた。 個別では、エネルギー資源株が売られ、CNOOC(00883)、ペトロチャイナ(00857)、中国神華能源(01088)が大幅安となった。英金融大手のHSBC(00005)と子会社のハンセン銀行(00011)、中国4大商業銀行の中国銀行(03988)と中国工商銀行(01398)も下落。スマートフォン部品関連のBYDエレクトロニック(00285)と舜宇光学科技(02382)は続落した。半面、香港不動産株が大きく買われ、新世界発展(00017)、九龍倉置業地産(01997)、Link REIT(00823)、新鴻基地産(00016)、長江実業集団(01113)、恒基兆業地産(00012)が大幅高だった。 |
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