香港証券取引所は24日、上海市場との相互株式取引「滬港通（上海・香港ストックコネクト）」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通（滬）」（上海コネクト・サウスバウンド）の取引状況は次の通り。

■港股通（上海→香港）
　　当日の売買代金：170億7375万HKドル
　　買い代金：87億9257万HKドル
　　売り代金：82億8119万HKドル

■当日の売買代金上位10銘柄

1 テンセント（00700）
　　売買代金：1,310百万HKドル
　　買い代金：709百万HKドル
　　売り代金：601百万HKドル

2 チャイナ・モバイル（00941）
　　売買代金：991百万HKドル
　　買い代金：342百万HKドル
　　売り代金：649百万HKドル

3 CNOOC（00883）
　　売買代金：960百万HKドル
　　買い代金：436百万HKドル
　　売り代金：524百万HKドル

4 美団（03690）
　　売買代金：814百万HKドル
　　買い代金：310百万HKドル
　　売り代金：504百万HKドル

5 小米集団（01810）
　　売買代金：526百万HKドル
　　買い代金：224百万HKドル
　　売り代金：302百万HKドル

6 中国建設銀行（00939）
　　売買代金：366百万HKドル
　　買い代金：249百万HKドル
　　売り代金：117百万HKドル

7 中国工商銀行（01398）
　　売買代金：364百万HKドル
　　買い代金：251百万HKドル
　　売り代金：112百万HKドル

8 華潤ビール（00291）
　　売買代金：355百万HKドル
　　買い代金：238百万HKドル
　　売り代金：117百万HKドル

9 シノペック（00386）
　　売買代金：308百万HKドル
　　買い代金：236百万HKドル
　　売り代金：71百万HKドル

10 理想汽車（02015）
　　売買代金：291百万HKドル
　　買い代金：125百万HKドル
　　売り代金：166百万HKドル

　香港証券取引所は24日、上海市場との相互株式取引「滬港通（上海・香港ストックコネクト）」の同日の統計を発表した。うち、上海A株に投資する「滬股通」（上海コネクト・ノースバウンド）の取引状況は次の通り。

■滬股通（香港→上海）
　　当日の売買代金：571億6454万元
　　買い代金：282億3485万元
　　売り代金：289億2969万元

■当日の売買代金上位10銘柄

1 貴州茅台酒（600519）
　　売買代金：1,283百万元
　　買い代金：401百万元
　　売り代金：882百万元

2 中国長江電力（600900）
　　売買代金：959百万元
　　買い代金：365百万元
　　売り代金：594百万元

3 紫金鉱業集団（601899）
　　売買代金：791百万元
　　買い代金：371百万元
　　売り代金：420百万元

4 中信証券（600030）
　　売買代金：781百万元
　　買い代金：504百万元
　　売り代金：276百万元

5 中科寒武紀科技（688256）
　　売買代金：776百万元
　　買い代金：412百万元
　　売り代金：364百万元

6 中国農業銀行（601288）
　　売買代金：686百万元
　　買い代金：386百万元
　　売り代金：300百万元

7 富士康工業互聯網（601138）
　　売買代金：586百万元
　　買い代金：237百万元
　　売り代金：350百万元

8 中国建築（601668）
　　売買代金：580百万元
　　買い代金：210百万元
　　売り代金：370百万元

9 北汽藍谷新能源科技（600733）
　　売買代金：511百万元
　　買い代金：323百万元
　　売り代金：188百万元

10 交通銀行（601328）
　　売買代金：508百万元
　　買い代金：213百万元
　　売り代金：295百万元

　24日のNY株式相場は大幅続落。決算が嫌気されたテスラが12.34％安、アルファベットが5.04％％安となったことで、ハイテク株を中心に売りが広まった。メガ・キャップはエヌビディアが6.80％安、メタが5.61％安、マイクロソフトが3.59％安と軒並み大幅安となった。7月S&Pグローバル製造業PMI速報値が49.5と予想の51.7に反して好不況の分かれ目の50を下回ったことも投資家心理の悪化につながった。

　ダウ平均は軟調にスタートすると、終盤に550米ドル安まで下落し、504.22米ドル安（-1.25％）で終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ2.31％安、3.64％安とほぼ安値引けとなり、主要3指数がそろって大幅に2日続落した。S&P500は2022年12月以来の大幅安となり、ナスダック総合も2022年10月以来の大幅安を記録した。小型株指数のラッセル2000は0.16％高まで上昇後、2.13％安と3日ぶりに大幅反落した。

　月初来ではラッセル2000が7.21％高となったほか、ダウ平均も1.88％高とプラス圏を維持。一方、S&P500が0.61％安、ナスダック総合が2.20％安とともにマイナス圏に沈んだ。

　S&P500の11セクターは公益が1.16％高となったほか、ヘルスケア、エネルギー、生活必需品も小幅に上昇した一方、IT（-4.14％）、一般消費財（-3.89％）、コミュニケーション（-3.76％）、資本財（-2.17％）など7セクターが下落した。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の14.72ポイントから18.04ポイントに急上昇した。