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指数: 15分ディレイ
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週明け15日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。終値は前営業日比0.09%高の2974.01ポイントだった。深セン成分指数は0.59%安の8801.62ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6021億7500万元だった。
上海総合指数は前週末終値を挟んでもみ合い、終値は3日以来、1週間超ぶりの高値を連日で更新した。前週末の米株高が好感されたほか、中国共産党の重要会議、第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が開催中とあって政策期待は強いものの、2024年4−6月期の実質国内総生産(GDP、速報値)成長率が前年同期比4.7%となり、市場予想を下回ったことなどが嫌気された。セクター別では、貴金属や銀行、石炭などが買われた半面、医療サービスが全面安。不動産サービスや送電設備なども売られた。 A株市場では、2024年6月中間決算で増益となる見通しを発表したウェイチャイ・パワー(000338)や歌爾(002241)が高かったほか、中国建設銀行(601939)や中国神華能源(601088)も買われた。半面、京東方科技集団(000725)は6月中間決算で増益となる見通しを発表したものの大幅安。TCL科技集団(000100)や王府井集団(600859)なども売られた。 上海B株指数は0.01%安の233.58ポイント、深センB株指数は0.65%安の1125.86ポイント。 |
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上海総合指数
引値:2974.01ポイント 前日比:2.71ポイント 騰落率:0.09% 上海B株指数 引値:233.58ポイント 前日比:-0.03ポイント 騰落率:-0.01% 深セン成分指数 引値:8801.62ポイント 前日比:-52.46ポイント 騰落率:-0.59% 深センB株指数 引値:1125.86ポイント 前日比:-7.33ポイント 騰落率:-0.65% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3476.25ポイント 前日比:3.85ポイント 騰落率:0.11% |
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週明け15日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前営業日比1.39%安の18038.56ポイントだった。中国企業指数は1.56%安の6430.47ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で507億9000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付き、じりじりと下げ幅を拡大。心理的節目の18000ポイントに近づくと下げ渋ったものの、前場の安値圏で引けた。前週末は大幅に続伸し、終値ベースで6月20日以来およそ3週間ぶりの高値を付けただけに、幅広いセクターで利益を確定する売りが優勢。中国景気の不透明感も改めて意識された。中国国家統計局が午前に発表した2024年4−6月期国内総生産(GDP)と6月の小売売上高がともに市場予想から下振れした。中国人民銀行(中央銀行)が前週末に発表した6月の金融統計も総じて弱い内容だった。 個別では、中国検索サービス大手の百度(09888)と都市ガスの新奥能源(02688)の下げがきつい。医薬品ネット通販の京東健康(06618)、スポーツ用品の李寧(02331)、宝飾品販売周大福珠宝(01929)は反落。前週末に大きく買われた不動産株の龍湖集団(00960)、長江実業集団(01113)、中国海外発展(00688)も下落した。一方、オンラインゲームのネットイース(09999)が小幅ながら逆行高。 |
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