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5日のNY株式相場は上昇。注目された米6月雇用統計が総じて弱い結果となったことで米10年債利回りが低下し、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が高まったことが株式相場の支援となった。
6月雇用統計では失業率が横ばい予想に反して悪化し、非農業部門雇用者数(NFP)は予想を上回ったものの、前月分が大幅に下方修正された。平均賃金も前月分から伸びが鈍化し、予想と一致した。 ダウ平均は67.87米ドル高(+0.17%)と小幅な反発にとどまったが、S&P500とナスダック総合はそれぞれ0.54%高、0.90%高と4営業日続伸し、ともに取引時間中と終値の最高値を更新した。 S&P500の11セクターは、コミュニケーション、生活必需品、一般消費財、ヘルスケア、ITなど8セクターが上昇し、エネルギー、資本財、金融の3セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はウォルマート、インテル、アップルが2%超上昇し、マイクロソフト、アマゾンも1%超上昇した一方、JPモルガン・チェース、シェブロン、ダウ・インクが1%超下落した。 週間ではダウ平均が257.01米ドル高(+0.66%)、S&P500が1.95%高とともに反発し、ナスダック総合は3.50%高と大幅に5週続伸した。年初来ではダウ平均が4.47%高、S&P500が16.72%高、ナスダック総合が22.26%高となった。 6月雇用統計は失業率が4.1%と、4.0%の横ばい予想に反して悪化した。NFPは20.6万人増と予想の19.0万人増を上回ったものの、前月分が27.2万人増から21.8万人増に下方修正された。平均賃金は前月比+0.3%、前年比+3.9%とそれぞれ前月分の+0.4%、+4.1%から伸びが鈍化し、予想と一致した。 米10年債利回りは前日の4.347%から4.280%に低下し、CMEのフェドウォッチ・ツールの9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率は77%と、1週間前の64%、前日の74%から上昇した。 |
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香港証券取引所が5日に発表した統計によると、香港から中国本土株に投資する「滬股通」(上海コネクト・ノースバウンド)と「深股通」(深センコネクト・ノースバウンド)は、合わせて成約ベースで30億5000万元の売り越しだった。うち上海市場は21億2000万元の売り越し、深セン市場は9億3000万元の売り越しだった。
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香港証券取引所が5日に発表した統計によると、中国本土から香港株に投資する「港股通」(サウスバウンド・トレーディング)は、成約ベースで3億5000万HKドルの買い越しだった。うち上海経由は11億5700万HKドルの買い越し、深セン経由は8億700万HKドルの売り越しだった。
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