5日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して始まった。4日は米国が独立記念日の祝日でNY市場が休場だったとあって、新規の材料に乏しい上、米雇用統計の発表を控えて様子見ムードも強まっているもよう。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.42％安の2945.18ポイントで推移している。セクター別では電子化学品や不動産サービスが全面安となっているほか、半導体や自動車部品などを中心に幅広いセクターで売りが優勢となっている。

　5日の香港市場でハンセン指数は小動きで始まった。きょう夜に6月の米雇用統計が発表される。米連邦準備理事会（FRB）の利上げ時期を判断する材料として、内容を見極めたい投資家は積極的な売買を手控えているもよう。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.04％高の18034.60ポイントで推移。個別では、銀行株の中国建設銀行（00939）、ネット株のアリババ集団（09988）とテンセント（00700）が買われて相場を支えている。食品・飲料株の康師傅控股（00322）も高い。一方、自動車株の吉利汽車（00175）、不動産株の龍湖集団（00960）、スマートフォン部品のBYDエレクトロニック（00285）と舜宇光学科技（02382）が売られている。

上海総合指数
　始値：2954.37ポイント
　前日比：-3.20ポイント
　騰落率：-0.11％

上海B株指数
　始値：228.95ポイント
　前日比：0.76ポイント
　騰落率：0.33％

深セン成分指数
　始値：8664.80ポイント
　前日比：-9.03ポイント
　騰落率：-0.1％

深センB株指数
　始値：1127.30ポイント
　前日比：0.00ポイント
　騰落率：0％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3443.36ポイント
　前日比：-2.45ポイント
　騰落率：-0.07％