26日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。米長期金利の上昇を受けた売りが幅広いセクターで先行し、始値で心理的節目の18000ポイントを割り込んだ。米連邦準備理事会（FRB）が重視する5月の米個人消費支出（PCE）物価指数が28日に発表されるとあって、結果を見極めたい投資家は積極的な買いを手控えているもよう。

　指数は日本時間午前10時35分現在、前日比0.53％安の17976.36ポイントで推移。個別では、ネット株のJDドットコム（09618）、美団（03690）、テンセント（00700）が売られて相場の重荷となっている。不動産開発の龍湖集団（00960）、電動工具の創科実業（00669）も安い。一方、オンラインゲームのネットイース（09999）、電気自動車の理想汽車（02015）が上昇している。

上海総合指数
　始値：2943.45ポイント
　前日比：-6.55ポイント
　騰落率：-0.22％

上海B株指数
　始値：224.29ポイント
　前日比：-2.08ポイント
　騰落率：-0.92％

深セン成分指数
　始値：8838.00ポイント
　前日比：-12.29ポイント
　騰落率：-0.14％

深センB株指数
　始値：1116.98ポイント
　前日比：-0.76ポイント
　騰落率：-0.07％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3451.54ポイント
　前日比：-6.36ポイント
　騰落率：-0.18％

ハンセン指数
　始値：17934.63ポイント
　前日比：-138.27ポイント
　騰落率：-0.77％

中国企業指数
　始値：6417.98ポイント
　前日比：-46.51ポイント
　騰落率：-0.72％

レッドチップ指数
　始値：3907.68ポイント
　前日比：-17.11ポイント
　騰落率：-0.44％