マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
14日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比0.12%高の3032.63ポイントだった。深セン成分指数は0.50%高の9252.25ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で8480億9500万元だった。
上海総合指数は中盤までマイナス圏での推移が目立ったが、終盤にプラス圏に浮上してこの日の取引を終えた。貿易や対ロシア制裁を巡る欧米と中国の関係悪化が警戒されたほか、中国の5月の鉱工業生産や小売売上高などの主要経済指標の発表を17日に控えて様子見ムードも強まったが、指数は約1カ月半ぶりの安値水準とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がった。セクター別では、保険が全面高となったほか、証券や不動産開発も買われた。半面、造船が全面安。医療サービスやバイオ製品なども売られた。 A株市場では、金風科技(002202)が大きく上げたほか、招商局蛇口工業区控股(001979)や万科企業(000002)など不動産株も高い。前日売られた上海汽車集団(600104)も上昇した。半面、浙江三花智能控制(002050)や中国船舶重工(601989)、交通銀行(601328)などが売られた。 上海B株指数は0.22%高の237.03ポイント、深センB株指数は0.32%高の1116.95ポイント。 |
|
||
上海総合指数
引値:3032.63ポイント 前日比:3.71ポイント 騰落率:0.12% 上海B株指数 引値:237.03ポイント 前日比:0.51ポイント 騰落率:0.22% 深セン成分指数 引値:9252.25ポイント 前日比:46.01ポイント 騰落率:0.5% 深センB株指数 引値:1116.95ポイント 前日比:3.52ポイント 騰落率:0.32% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3541.53ポイント 前日比:15.40ポイント 騰落率:0.44% |
|
||
14日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.67%安の17991.04ポイントだった。中国企業指数は0.52%安の6388.47ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で579億3000万HKドル。
ハンセン指数は安く始まり、心理的節目の18000ポイントを挟んでもみ合い。貿易や対ロシア制裁を巡る欧米と中国の関係悪化が警戒された。中国の5月の鉱工業生産や小売売上高などの主要経済指標が週明け17日に発表されるとあって、様子見ムードも広がった。もっとも、米長期金利の低下を受けた買いも入り、下値は限定的。ハンセン指数は50日移動平均(前引け時点で17931.41ポイント)付近では下げ渋った。 個別では、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)と子会社の阿里健康(00241)が売られ、相場の重荷となった。前日大引け後に2024年3月本決算を発表した周大福珠宝(01929)は8%近く下落。医薬品受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(02359)と薬明生物技術(02269)がそろって続落した。半面、不動産銘柄の龍湖集団(00960)、華潤置地(01109)、華潤万象生活(01209)、中国海外発展(00688)が大幅高。通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)、電力大手の華潤電力控股(00836)も高い。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
08:19 | [企業] 決算寸評:中国工商銀行、24年6月中間決算は減収減益 |
08:07 | [企業] 中国人寿保険、1−8月の保険料収入は5.9%増 |
09/09 | [業界] 香港市場の自社株買い、68銘柄で総額706億円(9月9日) |
09/09 | [業界] 鉄鋼セクターの業績市場予想一覧(9月9日) |
09/09 | [業界] 非鉄金属セクターの業績市場予想一覧(9月9日) |
レポート |