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指数: 15分ディレイ
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7日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに小幅に反発。終値は前日比0.08%高の3051.28ポイントだった。深セン成分指数は0.90%安の9255.68ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7168億3200万元だった。
上海総合指数は高く始まった後、中盤はマイナス圏で推移したが、終盤に再びプラス圏に浮上した。米雇用統計の発表を前に様子見ムードが強まったほか、端午節の連休を前に持ち高を調整する動きも広がったが、指数は前日に終値で4月24日以来およそ1カ月半ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻しが入って相場を支えた。注目された中国の5月の貿易統計(米ドル建て)は、輸出が前年同月比7.6%増となり、市場予想(6.0%増)から上振れた半面、輸入は1.8%増で市場予想の4.2%増を下回った。セクター別では、不動産サービスと鉄道・道路が全面高となったほか、環境保護や内装なども買われた。半面、自動車サービスや証券、バッテリー素材などが売られた。 A株市場では万科企業(000002)や保利発展控股集団(600048)など不動産株が買われたほか、東江環保(002672)や北京燕京ビール(000729)も高かった。半面、社債発行で最大100億元を調達する計画を発表した隆基緑能科技(601012)が売られたほか、富士康工業互聯網(601138)やTCL中環新能源科技(002129)も安かった。 上海B株指数は2.77%高の234.61ポイント、深センB株指数は0.42%高の1116.47ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3051.28ポイント 前日比:2.49ポイント 騰落率:0.08% 上海B株指数 引値:234.61ポイント 前日比:6.33ポイント 騰落率:2.77% 深セン成分指数 引値:9255.68ポイント 前日比:-84.33ポイント 騰落率:-0.9% 深センB株指数 引値:1116.47ポイント 前日比:4.64ポイント 騰落率:0.42% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3574.11ポイント 前日比:-18.14ポイント 騰落率:-0.5% |
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7日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.42%安の18399.04ポイントだった。中国企業指数は0.55%安の6519.23ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で569億1000万HKドル。
ハンセン指数は続伸して始まったものの、下げに転じた。米長期金利の低下が一服し、前日のNY市場でハイテク株が売られたことで投資家心理が悪化した。午前に発表された5月の中国貿易統計は、米ドル建ての輸出が市場予想を上回った半面、輸入が下振れしており、中国景気の不透明感が改めて意識されたとみられる。5月の米雇用統計がきょう夜に発表されるとあって、結果を見極めたい投資家は積極的な買いを手控えたもよう。 個別では、大型ネット株のテンセント(00700)が反落し、相場の重荷だった。前日高かったパソコン大手のレノボグループ(00992)は大幅安。ガラスメーカーの信義光能(00968)と信義ガラス(00868)、電動工具大手の創科実業(00669)、電気自動車の理想汽車(02015)も安い。一方、電力大手の華潤電力控股(00836)が大幅高となった。宝飾販売の周大福珠宝(01929)、不動産管理の華潤万象生活(01209)、公共事業の長江インフラ(01038)、通信のチャイナ・ユニコム(00762)は反発した。 |
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