28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続伸。前場終値は前日比0.01％高の3124.23ポイントだった。深セン成分指数は0.60％安の9450.43ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で528億9000万元だった。

　上海総合指数は小安く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。前日に続き、中国政府が打ち出す政策の恩恵を受けそうな銘柄を物色する動きが相場を支えた。ただ、前日は終値ベースで心理的節目の3100ポイントを回復しただけに、利益確定売りが重荷となった。

　セクター別では、電力や半導体、非鉄金属、公共事業が買われた半面、不動産、ゲーム、文化・メディア、セメント・建材が売られた。

　上海B株指数は0.17％安の253.31ポイントと反落。深センB株指数は0.08％高の1132.36ポイントと続伸した。

上海総合指数
　引値：3124.23ポイント
　前日比：0.19ポイント
　騰落率：0.01％

上海B株指数
　引値：253.31ポイント
　前日比：-0.43ポイント
　騰落率：-0.17％

深セン成分指数
　引値：9450.43ポイント
　前日比：-57.32ポイント
　騰落率：-0.6％

深センB株指数
　引値：1132.36ポイント
　前日比：0.85ポイント
　騰落率：0.08％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3626.28ポイント
　前日比：-9.43ポイント
　騰落率：-0.26％

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