香港証券取引所は30日、深セン市場との相互株式取引「深港通（深セン・香港ストックコネクト）」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通（深）」（深センコネクト・サウスバウンド）の取引状況は次の通り。

■港股通（深セン→香港）
　　当日の売買代金：160億13万HKドル
　　買い代金：82億3962万HKドル
　　売り代金：77億6050万HKドル

■当日の売買代金上位10銘柄

1 テンセント（00700）
　　売買代金：925百万HKドル
　　買い代金：370百万HKドル
　　売り代金：555百万HKドル

2 美団（03690）
　　売買代金：918百万HKドル
　　買い代金：271百万HKドル
　　売り代金：647百万HKドル

3 CNOOC（00883）
　　売買代金：636百万HKドル
　　買い代金：381百万HKドル
　　売り代金：255百万HKドル

4 センスタイム（00020）
　　売買代金：619百万HKドル
　　買い代金：323百万HKドル
　　売り代金：297百万HKドル

5 チャイナ・モバイル（00941）
　　売買代金：549百万HKドル
　　買い代金：260百万HKドル
　　売り代金：288百万HKドル

6 小米集団（01810）
　　売買代金：303百万HKドル
　　買い代金：125百万HKドル
　　売り代金：178百万HKドル

7 中国建設銀行（00939）
　　売買代金：295百万HKドル
　　買い代金：191百万HKドル
　　売り代金：103百万HKドル

8 理想汽車（02015）
　　売買代金：273百万HKドル
　　買い代金：92百万HKドル
　　売り代金：182百万HKドル

9 中国宏橋（01378）
　　売買代金：273百万HKドル
　　買い代金：149百万HKドル
　　売り代金：124百万HKドル

10 中国平安保険（02318）
　　売買代金：251百万HKドル
　　買い代金：120百万HKドル
　　売り代金：131百万HKドル

　香港証券取引所は30日、深セン市場との相互株式取引「深港通（深セン・香港ストックコネクト）」の同日の統計を発表した。うち、深センA株に投資する「深股通」（深センコネクト・ノースバウンド）の取引状況は次の通り。

■深股通（香港→深セン）
　　当日の売買代金：793億6459万元
　　買い代金：373億4921万元
　　売り代金：420億1538万元

■当日の売買代金上位10銘柄

1 寧徳時代新能源科技（300750）
　　売買代金：2,199百万元
　　買い代金：1,221百万元
　　売り代金：978百万元

2 美的集団（000333）
　　売買代金：2,086百万元
　　買い代金：1,143百万元
　　売り代金：942百万元

3 分衆伝媒信息技術（002027）
　　売買代金：1,479百万元
　　買い代金：475百万元
　　売り代金：1,003百万元

4 珠海格力電器（000651）
　　売買代金：1,078百万元
　　買い代金：615百万元
　　売り代金：463百万元

5 宜賓五糧液（000858）
　　売買代金：989百万元
　　買い代金：397百万元
　　売り代金：592百万元

6 BYD（002594）
　　売買代金：911百万元
　　買い代金：358百万元
　　売り代金：553百万元

7 北方華創科技集団（002371）
　　売買代金：845百万元
　　買い代金：311百万元
　　売り代金：534百万元

8 重慶長安汽車（000625）
　　売買代金：814百万元
　　買い代金：321百万元
　　売り代金：493百万元

9 深セン邁瑞生物医療電子（300760）
　　売買代金：792百万元
　　買い代金：427百万元
　　売り代金：364百万元

10 中際旭創（300308）
　　売買代金：762百万元
　　買い代金：347百万元
　　売り代金：415百万元

　30日のNY株式相場は3日ぶりに大幅反落。翌日に米連邦公開市場委員会（FOMC）結果公表を控える中、寄り前に発表された1-3月期の雇用コスト指数が予想を上回る強い結果となったことでインフレ長期化懸念が強まった。米10年債利回りは前日の4.61％から4.68％に上昇し、政策金利に敏感な米2年債利回りは4.97％から一時5.04％に上昇。CMEのフェド・ウォッチが示す年内の利下げ確率は前日の82％から73％に低下した。ダウ平均は下落してスタートすると取引終盤に下落幅を拡大し、570.17ドル安（-1.49％）で終了。S&P500とナスダック総合も終日マイナス圏で推移し、それぞれ1.57％安、2.04％安で終了。主要3指数がそろって３営業日ぶりに反落した。４月月間ではダウ平均が5.00％安、S&P500が4.16％安、ナスダック総合が4.41％安と主要3指数がそろって６カ月ぶりの大幅反落となった。

　ダウ平均採用銘柄は予想を上回る決算を発表した3Mが4.72％高となったものの、キャタピラーが4.35％安となり、引け後に決算を発表するアマゾン・ドット・コムも3.29％安。このほか、ボーイング、マイクロソフト、シェブロンが3％超下落し、インテル、セールスフォース、アメリカン・エキスプレスも2％超下落した。業種別ではS&P500の全11セクターが下落。エネルギー、一般消費財、ITが2％超下落した。

　引け後の動きでは１-3月期の売上高と利益が予想を上回ったアマゾン・ドット・コムが時間外で一時3％上昇したが、弱い見通しが嫌気され上値は限定的だった。予想を上回る決算を発表したピンタレストは時間外で16％高と急伸した。一方、ゲーミング部門の売上高が予想を下回ったアドバンスト･マイクロ･デバイセズ（AMD）が時間外で7％超下落した。