19日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。米連邦準備理事会（FRB）の利下げ開始時期が後ずれするとの観測が強まり、幅広いセクターで運用リスクを回避する売りが先行。米中対立の激化も引き続き警戒されているもよう。

　指数は日本時間午前10時33分現在、前日比1.18％安の16191.93ポイントで推移している。個別では、生活アプリ運営の美団（03690）が売られて相場の重荷となっている。カジノ運営のサンズ・チャイナ（01928）、都市ガスの新奥能源（02688）、電気自動車の理想汽車（02015）も大幅安。半面、金鉱株の紫金鉱業集団（02899）、石油株のCNOOC（00883）とペトロチャイナ（00857）が買われている。

上海総合指数
　始値：3060.30ポイント
　前日比：-13.92ポイント
　騰落率：-0.45％

上海B株指数
　始値：253.15ポイント
　前日比：-3.10ポイント
　騰落率：-1.21％

深セン成分指数
　始値：9316.98ポイント
　前日比：-59.83ポイント
　騰落率：-0.64％

深センB株指数
　始値：1063.69ポイント
　前日比：-0.56ポイント
　騰落率：-0.05％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3550.61ポイント
　前日比：-19.19ポイント
　騰落率：-0.54％

ハンセン指数
　始値：16246.34ポイント
　前日比：-139.53ポイント
　騰落率：-0.85％

中国企業指数
　始値：5745.66ポイント
　前日比：-58.20ポイント
　騰落率：-1％

レッドチップ指数
　始値：3433.66ポイント
　前日比：-9.42ポイント
　騰落率：-0.27％