16日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。米長期金利の上昇に伴い人民元の対米ドル相場に下押し圧力がかかるとの見方から売りが先行している。中国人民銀行（中央銀行）が設定した16日の人民元相場の基準値は1米ドル＝7.1028元と3月1日以来の元安／ドル高水準だった。

　指数は日本時間午前10時36分現在、前日比0.61％安の3038.59ポイントで推移。セクター別では、電機やプラスチック製品、通信サービス、観光が売られる半面、銀行、鉄鋼、海運の一角が買われている。

上海総合指数
　始値：3043.55ポイント
　前日比：-13.83ポイント
　騰落率：-0.45％

上海B株指数
　始値：257.12ポイント
　前日比：0.05ポイント
　騰落率：0.02％

深セン成分指数
　始値：9312.49ポイント
　前日比：-57.21ポイント
　騰落率：-0.61％

深センB株指数
　始値：1076.95ポイント
　前日比：0.42ポイント
　騰落率：0.04％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3533.36ポイント
　前日比：-15.72ポイント
　騰落率：-0.44％

ハンセン指数
　始値：16367.69ポイント
　前日比：-232.77ポイント
　騰落率：-1.40％

中国企業指数
　始値：5773.68ポイント
　前日比：-82.76ポイント
　騰落率：-1.41％

レッドチップ指数
　始値：3437.69ポイント
　前日比：-23.51ポイント
　騰落率：-0.68％