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指数: 15分ディレイ
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9日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら4営業日ぶりに反発。終値は前日比0.05%高の3048.54ポイントだった。深セン成分指数は0.58%高の9448.98ポイントと4営業日ぶりに反発。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7963億2600万元だった。
上海総合指数は小動きで始まった後、序盤にマイナス圏に沈んでもみ合い。中国と米国の対立への懸念がくすぶる半面、前日までの続落で値ごろ感が出てきた銘柄が買い直され、指数は終盤に上げに転じた。決算発表や業績見通しを受けた個別物色も相場を支えた。セクター別ではバッテリー素材が全面高のほか、電池、観光・ホテル、電機が買われた。半面、貴金属や採掘や石油、自動車が売られた。 A株市場では、車載電池関連の寧波杉杉(600884)と国軒高科(002074)、ソフトウエア開発の上海宝信ソフト(600845)が高い。旅行会社の中青旅控股(600138)、製紙のチェンミン・ペーパー(000488)は反発。自動車メーカーの広州汽車集団(601238)も買われた。一方、海能達通信(002583)と珠海格力電器(000651)が大幅に続落した。インフラ建設大手の中国鉄建(601186)、中国中鉄(601390)、中国交通建設(601800)や石油大手のシノペック(600028)も下落した。 上海B株指数は1.31%高の258.13ポイントと反発。深センB株指数は0.13%安の1084.71ポイントと続落した。 |
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上海総合指数
引値:3048.54ポイント 前日比:1.49ポイント 騰落率:0.05% 上海B株指数 引値:258.13ポイント 前日比:3.33ポイント 騰落率:1.31% 深セン成分指数 引値:9448.98ポイント 前日比:54.37ポイント 騰落率:0.58% 深センB株指数 引値:1084.71ポイント 前日比:-1.46ポイント 騰落率:-0.13% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3533.49ポイント 前日比:-2.92ポイント 騰落率:-0.08% |
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9日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.55%高の16824.36ポイントだった。中国企業指数は0.41%高の5892.76ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で460億4000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いた後に上げ幅を広げ、序盤は心理的節目の17000ポイントに乗せる場面もあった。ただ、同節目付近の売り圧力が意識されると、その後はもみ合いながら上げ幅を縮小した。米国で10日に注目のインフレ指標である3月の米消費者物価指数(CPI)が発表されるほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録(3月19−20日開催分)が公開される。中国本土では11日以降、CPIや生産者物価指数(PPI)など主要経済指標の発表が相次ぐ。内容を見極めたいと、様子見気分が漂った。 ハンセン指数構成銘柄では、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)、ビールメーカーのバドワイザーAPAC(01876)、オンラインゲーム大手のネットイース(09999)が高い。香港地場系銘柄の新世界発展(00017)、ハンセン銀行(00011)、恒基兆業地産(00012)や、ガス会社の新奥能源(02688)、自動車ディーラーの中升集団(00881)なども買いを集めた。半面、大型ネット株の百度(09888)、JDドットコム(09618)、非鉄金属の中国宏橋(01378)などが下げた。 |
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