マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
8日のNY株式相場はほぼ横ばい。3月消費者物価指数(CPI)などの物価指標の発表を週内に控え、様子見姿勢が強まったほか、米10年債利回りの上昇も重しとなった。
先週2.27%安と昨年3月以来の大幅安を記録したダウ平均は一時109米ドル高まで上昇する場面もあったが、11.24米ドル安(-0.03%)とほぼ横ばいで終了。S&P500も先週末水準を挟んでもみ合い、0.04%安とわずかながらマイナス圏で終了。ハイテク株主体のナスダック総合は0.46%高まで上昇後、0.03%高で終了した。 S&P500の11セクターは不動産、一般消費財、公益、金融など5セクターが上昇し、エネルギー、ヘルスケア、IT、資本財など6セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はナイキ、ホーム・デポが1%超上昇した一方、インテル、キャタピラー、メルクが1%超下落した。米10年債利回りは先週末の4.37%台から4.42%台に上昇。投資家の不安心理を示すVIX指数は先週末の16.03ポイントから15.19ポイントに低下した。 先週はパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長などFRB高官から利下げに慎重な発言が相次ぎ、早期利下げ期待が後退した。この日も利下げ先送り観測を背景に米10年債利回りが上昇した。今週は水曜日に3月CPIが発表されるほか、木曜日に米3月生産者物価指数(PPI)、金曜日に4月ミシガン大 1年先・5年先期待インフレ率速報値が発表され、物価指標に要注目の週となる。 また、第1四半期決算発表がスタートし、水曜日にデルタ航空、金曜日にJPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、シティグループなどが1-3月期決算を発表する。 |
|
||
■4月9日(火)
【期末決算】移動互聯中国(01439) 【期末決算】徳斯控股(08437) 【権利落日】ワーフ(00004)(期末配当) 【権利落日】越秀REIT(00405)(期末配当) 【権利落日】中通快逓(02057)(期末配当) 【権利落日】江南布衣(03306)(特別配当) 【権利落日】江南布衣(03306)(中間配当) |
|
||
週明け8日の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに小幅反発。終値は前営業日比0.05%高の16732.85ポイントだった。中国企業指数は0.09%高の5868.97ポイント。メインボードの売買代金は概算で998億7000万HKドル。
強弱材料が入り混じるなか、ハンセン指数は前週末終値を挟んで一進一退の展開。米長期金利の上昇を嫌気する売りが出たものの、前週末の米株高を受けた買いが指数を支えた。注目された3月の米雇用統計で平均賃金が前月比、前年同月比とも予想と一致し、労働需給の明らかな引き締まりを示さなかったとの見方につながったもよう。また、中国本土市場が清明節の連休から明けたことで相互取引制度が再開し、本土投資家による香港株売買は買い越しとなった。 ハンセン指数構成銘柄では、前週末に売られた医薬品開発受託の薬明生物技術(02269)と無錫薬明康徳新薬開発(02359)、電気自動車(EV)の理想汽車(02015)とBYD(01211)が高い。アルミメーカーの中国宏橋(01378)、不動産管理の碧桂園服務(06098)、発電大手の華潤電力控股(00836)も反発した。半面、大型株のAIAグループ(01299)とテンセント(00700)が下落して指数の重荷だった。ビール大手のバドワイザーAPAC(01876)と華潤ビール(00291)の下げがきつい。太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)、製薬の翰森製薬(03692)は大幅に反落した。 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.18%安の3446.61ポイントと3営業日続落。ライブコマースの東方甄選(01797)が9%超安と続落した。EVメーカーの小鵬汽車(09868)、半導体ファウンドリーのSMIC(00981)も売られた。一方、オンライン読書サービスの閲文集団(00772)が買われた。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
レポート |