ハンセン総合指数のサブインデックスである12の業種別指数のうち、5日は上昇が2業種、下落が10業種、変わらずがゼロ業種だった。（　）内は前日比騰落率。

　1　金融：2,861.55（+0.2％)
　2　情報技術：8,816.62（+0.17％)
　3　一般消費財：2,331.85（-0.1％)
　4　通信：1,360.23（-0.96％)
　5　不動産・建設：1,395.91（-0.98％)
　6　エネルギー：11,524.57（-0.98％)
　7　コングロマリット：1,267.52（-1.03％)
　8　素材：7,245.15（-1.13％)
　9　工業：890.75（-1.18％)
　10　必需消費財：14,339.59（-1.22％)
　11　公共事業：4,823.33（-1.53％)
　12　医療・ヘルスケア：6,989.21（-2.55％)

ハンセン指数
　引値：16723.92ポイント
　前日比：-1.18ポイント
　騰落率：-0.01％

中国企業指数
　引値：5863.57ポイント
　前日比：-11.42ポイント
　騰落率：-0.19％

レッドチップ指数
　引値：3443.74ポイント
　前日比：-28.77ポイント
　騰落率：-0.83％

　休場明け5日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前営業日比0.71％安の16606.26ポイントだった。中国企業指数は1.11％高の5810.05ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で422億5000万HKドル。

　ハンセン指数は高く始まったものの、序盤に下げへ転じた。前日の米株式相場が、米連邦準備理事会（FRB）が利下げを先送りするとの見方から下落した流れを引き継いだ。FRBが重視する3月の米雇用統計の発表を5日に控え、持ち高を調整する売りも出たもよう。

　個別では、医薬品関連の無錫薬明康徳新薬開発（02359）、阿里健康（00241）、薬明生物技術（02269）、中国生物製薬（01177）が大幅に下落。不動産株の龍湖集団（00960）と碧桂園服務（06098）、華潤万象生活（01209）も売られた。半面、国際金融銘柄のHSBC（00005）とAIAグループ（01299）が反発し、一定の下支えとなった。太陽光パネル用ガラスの信義光能（00968）、電動工具の創科実業（00669）は大幅高。