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指数: 15分ディレイ
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4日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて軟調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比0.68%安の71.95米ドルと3日続落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は0.14%高の108.47米ドルと反発した。主な中国関連ネット・IT株の4日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):71.95米ドル(-0.68%) ■百度(BIDU):108.47米ドル(+0.14%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):47.99米ドル(-2.81%) ■JDドットコム(JD):26.12米ドル(-4.22%) ■ウェイボー(WB):9.03米ドル(-4.44%) ■ネットイース(NTES):96.07米ドル(-0.70%) ■ハロー・グループ(MOMO):5.97米ドル(-3.55%) ■滴滴全球(DIDI):3.99米ドル(+1.01%) ■捜狐(SOHU):11.19米ドル(+0.90%) ■チーター・モバイル(CMCM):3.24米ドル(-4.42%) ■テンセント・ミュージック(TME):11.21米ドル(-1.75%) |
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4日のNY株式相場は大幅安。上昇してスタートしたものの、中東の地政学リスクの高まりを背景にNY原油先物が昨年10月以来となる86米ドル台まで上昇し、インフレ長期化懸念を強めたほか、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が、インフレが長引くなら利下げが不要かもしれないと発言したことで利下げ期待が後退し、センチメントが悪化した。ダウ平均は朝方に294米ドル高まで上昇したが、終盤に567米ドル安まで下落し、530.16米ドル安(-1.35%)と4日続落して終了。一日の下落率は昨年3月22日以来の大きさとなった。S&P500も0.87%高まで上昇後、1.23%安で終了し、ナスダック総合は1.17%高まで上昇後、1.40%安で終了と、ともに大幅反落となった。週初来ではダウ平均が3.04%安、S&P500が2.04%安、ナスダック総合が2.02%安となった。
業種別ではS&P500の全11セクターが下落。IT、ヘルスケア、コミュニケーション、金融、一般消費財、素材が1%超下落した。ダウ平均採用銘柄はわずかに上昇したシェブロン、ウォルマートを除く28銘柄が下落。セールスフォース、アメリカン・エキスプレスが3%超下落し、3M、アムジェンが2%超下落。マクドナルド、ゴールドマン・サックス、キャタピラー、ディズニー、インテル、ナイキ、アマゾンなど13銘柄も1%超下落した。センチメントは大幅に悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の14.33ポイントから16.35ポイントに上昇し、昨年11月以来の16ポイント台となった。 |
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休場明け5日の香港市場は続落して始まるか。前日の米株式相場が、米連邦準備理事会(FRB)が利下げを先送りするとの見方から下落した流れを引き継ぐと予想する。カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が4日、インフレが長引くなら利下げが不要かもしれないと発言したと伝わった。FRBが重視する3月の米雇用統計の発表を5日に控え、持ち高調整の売りも重荷となりそうだ。
もっとも、米長期金利の上昇が一服したことでハイテク株を中心に買い直しが入り、相場を下支えする展開がありそうだ。4日のNY債券市場で、長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.03%低い4.31%で終えた。 4日のNY株式相場はダウ平均が4日続落し、ハイテク株主体のナスダック総合は反落した。中東の地政学リスクの高まりを背景にNY原油先物が昨年10月以来となる86米ドル台まで上昇し、インフレ長期化懸念を強めた。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は高安まちまち。中国ネット通販のアリババ集団(09988)とJDドットコム(09618)、英金融大手のHSBC(00005)、新エネルギー車のBYD(01211)が香港終値を上回った半面、金鉱株の紫金鉱業集団(02899)、銀行株の中国銀行(03988)が下回って引けた。 |
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