29日の中国本土株式市場で上海総合指数は小安く寄り付いた後、ほどなくプラス圏に浮上する展開。中国政府による景気対策への期待は強く、最近の下落を受けて値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がっているもよう。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.37％高の3021.66ポイントで推移している。セクター別では、貴金属や宝飾、バッテリー素材が全面高となっている。小米集団（01810）が同社初となる電気自動車を発表したことを受け、関連銘柄にも買いが入っている。半面、ゲームや文化・メディア、インターネットサービスなどが売られている。

上海総合指数
　始値：3008.38ポイント
　前日比：-2.28ポイント
　騰落率：-0.08％

上海B株指数
　始値：252.93ポイント
　前日比：-0.01ポイント
　騰落率：0％

深セン成分指数
　始値：9335.11ポイント
　前日比：-7.81ポイント
　騰落率：-0.08％

深センB株指数
　始値：1083.13ポイント
　前日比：-1.10ポイント
　騰落率：-0.1％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3516.88ポイント
　前日比：-4.08ポイント
　騰落率：-0.12％

　NYMEX原油 中心限月
　　終値：83.17
　　前日比：1.82
　　騰落率：2.24％

　COMEX金 中心限月
　　終値：2238.40
　　前日比：25.70
　　騰落率：1.16％

　LME銅 3カ月物
　　終値：8867.15
　　前日比：17.65
　　騰落率：0.20％

　LMEアルミ 3カ月物
　　終値：2336.85
　　前日比：51.95
　　騰落率：2.27％