マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
20日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比0.55%高の3079.69ポイントだった。深セン成分指数は0.21%高の9717.37ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で9999億8500万元だった。
上海総合指数は小動きで始まった後、前場は方向感に乏しく、総じて前日終値を挟んだ一進一退の展開。米連邦準備理事会(FRB)が19−20日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表する政策金利見通しやパウエルFRB議長の記者会見の内容を見極めようと、様子見気分が漂った。ただ、下値の堅さが意識されると前引け前に上げ幅を広げ、後場はおおむね3075−3080ポイントの狭いレンジでもみ合った。 セクター別では、文化・メディア、教育、インターネットサービス、ゲームなどが高い。自動車も買われた。半面、バッテリー素材、酒造、鉄鋼、貴金属などが安い。 A株市場では、屋外広告の分衆伝媒信息技術(002027)、環境マネジメントの東江環保(002672)が大幅に反発。ゲーム関連の奥飛娯楽(002292)、巨人網絡集団(002558)、テック株の科大訊飛(002230)、曙光信息産業(603019)、石油メジャーのペトロチャイナ(601857)なども買いを集めた。半面、独BASFとの合弁会社を習近平国家主席が18日に視察したことを材料に前日に急上昇した寧波杉杉(600884)が反落したほか、2023年通期の減益決算を発表した安徽コンチセメント(600585)、自動車部品メーカーの恵州市徳賽西威汽車電子(002920)などが下げた。 上海B株指数は0.75%安の259.29ポイント、深センB株指数は0.2%高の1085.70ポイントだった。 |
|
||
上海総合指数
引値:3079.69ポイント 前日比:16.93ポイント 騰落率:0.55% 上海B株指数 引値:259.29ポイント 前日比:-1.96ポイント 騰落率:-0.75% 深セン成分指数 引値:9717.37ポイント 前日比:20.68ポイント 騰落率:0.21% 深センB株指数 引値:1085.70ポイント 前日比:2.18ポイント 騰落率:0.2% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3585.38ポイント 前日比:7.75ポイント 騰落率:0.22% |
|
||
20日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.18%高の16559.77ポイントだった。中国企業指数は0.43%高の5804.85ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で483億2000万HKドル。
ハンセン指数は前日終値を挟んだもみ合いで始まったが、前日の米株高と米長期金利の低下を好感する買いが相場を押し上げた。業績を手掛かりとする個別物色も活発だった。もっとも、上値は重かった。香港時間きょう夜に米連邦公開市場委員会(FOMC)が結果を発表し、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が記者会見を開くとあって様子見ムードが強い。 個別では、前日大引け後に2023年12月本決算を発表したスポーツ用品の李寧(02331)が6.40%高。同業の安踏体育用品(02020)、電気自動車の理想汽車(02015)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)も買われた。香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)は反発した。一方、前日大引け後に発表した23年12月決算が606%増益となった小米集団(01810)は続落した。電力株の華潤電力控股(00836)、香港不動産株の恒基兆業地産(00012)、新鴻基地産(00016)、保険株のAIAグループ(01299)も安い。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
レポート |