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指数: 15分ディレイ
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19日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。終値は前日比0.72%安の3062.76ポイントだった。深セン成分指数は0.58%安の9696.69ポイントと3営業日ぶりに反落。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆779億4100万元だった。
上海総合指数は序盤に小高くなる場面があったものの、再びマイナス圏に沈んで次第に下げ幅を拡大。結局、この日の安値圏で引けた。前日終値は昨年10月13日以来およそ5カ月ぶり高値だっただけに、いったん利益を確定する売りが優勢だった。米連邦準備理事会(FRB)が19−20日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表する政策金利見通しやパウエルFRB議長の記者会見の内容を見極めたい投資家は、積極的な買いを手控えたもよう。セクター別では、証券と保険が全面安のほか、医療サービス、空運、太陽光発電設備が下落した。半面、石炭、石油、通信機器、農林水産が上昇した。 A株市場では、屋外広告の分衆伝媒信息技術(002027)、環境マネジメントの東江環保(002672)、製薬の江蘇恒瑞医薬(600276)、免税品店運営の中国旅遊集団中免(601888)が反落。自動車株の重慶長安汽車(000625)、宇通客車(600066)も安い。一方、アニメーション制作の完美世界(002624)、電子部品の浙江水晶光電科技(002273)と立訊精密工業(002475)が大幅に続伸した。寧波杉杉(600884)は、独BASFとの合弁会社を習近平国家主席が18日に視察したことを材料に急上昇。映画館チェーンの万達電影(002739)も買われた。 上海B株指数は0.51%安の261.25ポイントと続落。深センB株指数は0.08%安の1083.52ポイントと反落した。 |
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上海総合指数
引値:3062.76ポイント 前日比:-22.17ポイント 騰落率:-0.72% 上海B株指数 引値:261.25ポイント 前日比:-1.34ポイント 騰落率:-0.51% 深セン成分指数 引値:9696.69ポイント 前日比:-56.14ポイント 騰落率:-0.58% 深センB株指数 引値:1083.52ポイント 前日比:-0.91ポイント 騰落率:-0.08% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3577.63ポイント 前日比:-25.90ポイント 騰落率:-0.72% |
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19日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比1.11%安の16550.90ポイントだった。中国企業指数は1.04%安の5787.25ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で497億HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。先週発表された米2月消費者物価指数(CPI)などのインフレ指標が上振れしたことで利下げ後ずれ懸念が強まる中、米10年債利回りが上昇したことが重荷。19−20日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)と20日の米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の記者会見を前に、投資家はリスクを取りにくくなっている。 個別では、新興自動車メーカーの理想汽車(02015)が大幅に続落。2023年12月本決算を発表した医薬品受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(02359)と同系列の薬明生物技術(02269)が大幅反落。海運会社の東方海外(00316)、自動車ディーラーの中升集団(00881)、本土系不動産株の中国海外発展(00688)、アジア生保のAIAグループ(01299)なども安い。半面、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)、資源株のペトロチャイナ(00857)。CNOOC(00883)、中国神華能源(01088)、長江グループ系公益事業者の長江インフラ(01038)などが買いを集めた。 |
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