マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
1日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比0.75%高の16636.06ポイントだった。中国企業指数は1.15%高の5743.06ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で626億6000万HKドル。
ハンセン指数は続落してスタート。決算が市場予想から下振れした銘柄が朝方に大きく売られた。ただ、前日の米ハイテク株高を受けた買いが入って相場をプラス圏に押し上げ、結局は前場の高値圏で引けた。注目された1月の米個人消費支出(PCE)物価指数の伸び率がほぼ市場予想通りとなり、インフレが再加速すれば米連邦準備理事会(FRB)が利下げを大幅に先送りしかねないとの懸念が後退した。 個別では、生活アプリ運営の美団(03690)が8.40%高となり、相場の上昇を主導。パソコン大手のレノボグループ(00992)、半導体ファウンドリーのSMIC(00981)は大幅に続伸した。医薬品卸売りの国薬控股(01099)、カジノ運営のサンズ・チャイナ(01928)も高い。半面、前日に大引け後に2023年12月中間決算を発表した新世界発展(00017)が大幅安。電動工具の創科実業(00669)、ミネラルウオーター大手の創科実業(00669)も売られた。 |
|
||
ハンセン指数
引値:16636.06ポイント 前日比:124.62ポイント 騰落率:0.75% 中国企業指数 引値:5743.06ポイント 前日比:65.18ポイント 騰落率:1.15% レッドチップ指数 引値:3404.20ポイント 前日比:6.31ポイント 騰落率:0.19% |
|
||
1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続伸。前場終値は前日比0.09%高の3017.81ポイントだった。深セン成分指数は0.45%高の9372.64ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6677億4700万元だった。
上海総合指数は方向感を欠き、前日終値を挟んでもみ合った。前日の米株高が好感されたほか、中国では「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議)の開幕が来週に控えており、政策期待は強いものの、週末を前に利益確定の売りが広がり、相場の重しとなった。国家統計局が発表した2024年2月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.1となり、市場コンセンサス予想と一致。中国メディアの財新が発表した2月の製造業PMIは50.9と、市場予想の50.6を上回った。セクター別では、貴金属が全面高となったほか、コンシューマーエレクトロニクスや電源設備なども買われた。半面、航空・空港運営が全面安。教育や海運・港湾も売られた。 上海B株指数は0.46%高の262.56ポイント、深センB株指数は0.20%安の1074.67ポイントだった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
レポート |