マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
27日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比1.29%高の3015.48ポイントだった。深セン成分指数は2.24%高の9269.57ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で9900億500万元だった。
上海総合指数は、寄り付き直後は前日終値を挟んでもみ合ったが、その後はプラス圏で堅調に推移。心理的節目の3000ポイントを超え、徐々に上げ幅を拡大すると、終値は昨年12月4日以来、約2カ月半ぶり高値だった。2月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)や1月の米個人消費支出(PCE)物価指数の発表を29日に控えて様子見ムードが相場の重しとなったが、中国の景気対策や相場対策への期待が買いを支えた。セクター別では、自動車と電機が全面高となったほか、ゲームや半導体、通信設備などを中心に幅広いセクターで買いが優勢だった。半面、銀行や石炭の一角が売られた。 A株市場では、紫光(000938)や紫光国芯微電子(002049)、曙光信息産業(603019)などが大きく上げたほか、スペインで26日開幕した世界最大級のモバイル関連展示会「MWCバルセロナ2024」で折りたたみスマホ「nubiaFlip」を発表した中興通訊(000063)も大幅高。半面、順豊控股(002352)や大秦鉄路(601006)などが売られた。 上海B株指数は1.25%高の262.52ポイント、深センB株指数は0.66%高の1069.82ポイント。 |
|
||
上海総合指数
引値:3015.48ポイント 前日比:38.46ポイント 騰落率:1.29% 上海B株指数 引値:262.52ポイント 前日比:3.23ポイント 騰落率:1.25% 深セン成分指数 引値:9269.57ポイント 前日比:203.48ポイント 騰落率:2.24% 深センB株指数 引値:1069.82ポイント 前日比:7.03ポイント 騰落率:0.66% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3494.79ポイント 前日比:41.43ポイント 騰落率:1.2% |
|
||
27日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続落。前場終値は前日比0.36%安の16574.21ポイントだった。中国企業指数は0.07%高の5727.29ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で487億1000万HKドル。
ハンセン指数は小動きで始まり、序盤に下げ幅を拡大。ただ、下落率1%付近で下値の堅さを確認すると前引けにかけて下げ幅を縮めた。29日に中国と米国の重要経済指標の公表を控え、持ち高を整理する売りが出たもよう。一方で好決算を手掛かりとする買いが入り、一定の下支えとなった。香港の2024年度(2024年4月−25年3月)予算案があす発表されるとあって、様子見気分も強い。 個別では、大型株のテンセント(00700)、美団(03690)、AIAグループ(01299)が売られて相場の重荷となった。自動車販売の中升集団(00881)、乳業大手の中国蒙牛乳業(02319)が大幅に反落。カジノ株のサンズ・チャイナ(01928)も安い。半面、電気自動車の理想汽車(02015)が21%超高。前日大引け後に発表した2023年12月本決算の純利益が市場予想を上回り、買いが膨らんだ。同業のBYD(01211)も大幅高。半導体ファウンドリーのSMIC(00981)、香港電力持ち株会社の中電控股(00002)は続伸した。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
12:09 | [企業] BYD、バフェット氏がH株135万株を売却 |
12:02 | [企業] 配車アプリの滴滴、香港上場は「スケジュールなし」 |
11:57 | [業界] 香港証取「悪天候下での正常取引」、9月下旬に開始へ=行政長官 |
11:42 | [企業] MGMチャイナ、米ドル建てシニア債の発行を計画 |
11:25 | [企業] 京東方科技集団、新董事長を発表 |
レポート |