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27日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続落。前場終値は前日比0.36%安の16574.21ポイントだった。中国企業指数は0.07%高の5727.29ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で487億1000万HKドル。
ハンセン指数は小動きで始まり、序盤に下げ幅を拡大。ただ、下落率1%付近で下値の堅さを確認すると前引けにかけて下げ幅を縮めた。29日に中国と米国の重要経済指標の公表を控え、持ち高を整理する売りが出たもよう。一方で好決算を手掛かりとする買いが入り、一定の下支えとなった。香港の2024年度(2024年4月−25年3月)予算案があす発表されるとあって、様子見気分も強い。 個別では、大型株のテンセント(00700)、美団(03690)、AIAグループ(01299)が売られて相場の重荷となった。自動車販売の中升集団(00881)、乳業大手の中国蒙牛乳業(02319)が大幅に反落。カジノ株のサンズ・チャイナ(01928)も安い。半面、電気自動車の理想汽車(02015)が21%超高。前日大引け後に発表した2023年12月本決算の純利益が市場予想を上回り、買いが膨らんだ。同業のBYD(01211)も大幅高。半導体ファウンドリーのSMIC(00981)、香港電力持ち株会社の中電控股(00002)は続伸した。 |
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ハンセン指数
引値:16574.21ポイント 前日比:-60.53ポイント 騰落率:-0.36% 中国企業指数 引値:5727.29ポイント 前日比:3.93ポイント 騰落率:0.07% レッドチップ指数 引値:3460.36ポイント 前日比:-37.56ポイント 騰落率:-1.07% |
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27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.51%高の2992.30ポイントだった。深セン成分指数は0.98%高の9155.30ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5277億1300万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合い、その後はプラス圏で堅調に推移した。2月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)や1月の米個人消費支出(PCE)物価指数の発表を29日に控えて様子見ムードは強く、上値は重かったが、中国の景気対策や相場対策への期待が買いを支えた。セクター別では、自動車や自動車部品、半導体、ゲームなどが買われた半面、保険や石炭が売られた。 上海B株指数は0.56%高の260.74ポイント、深センB株指数は0.20%高の1064.92ポイントだった。 |
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