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23日の中国本土株式市場で、上海総合指数は8営業日続伸。終値は前日比0.55%高の3004.88ポイントだった。深セン成分指数は0.28%高の9069.42ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で9219億5700万元だった。
上海総合指数は、前場はマイナス圏に沈む場面もあったが、後場に入って徐々に上げ幅を拡大すると、心理的節目の3000ポイントに乗せて取引を終えた。終値は昨年12月4日以来、約2カ月半ぶり高値だった。週末を前に利益確定の売りが相場の重しとなったが、前日の米株高が好感されたほか、中国政府による景気対策や相場対策への期待から買いが広がった。セクター別では、電機が全面高となったほか、コンピューター設備や文化・メディアなどを中心に幅広いセクターで買いが優勢だった。半面、航空・空港運営や石炭が売られた。 A株市場では、奥飛娯楽(002292)や恵州市徳賽西威汽車電子(002920)が大幅高となったほか、寧波均勝電子(600699)や中国建築(601668)も買われた。半面、春節(旧正月)連休が終わったことを受け、長白山旅遊(603099)や麗江玉龍旅遊(002033)など旅行関連が利益確定の売りに押された。 上海B株指数は1.53%高の257.70ポイント、深センB株指数は0.90%高の1059.48ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3004.88ポイント 前日比:16.52ポイント 騰落率:0.55% 上海B株指数 引値:257.70ポイント 前日比:3.89ポイント 騰落率:1.53% 深セン成分指数 引値:9069.42ポイント 前日比:25.67ポイント 騰落率:0.28% 深センB株指数 引値:1059.48ポイント 前日比:9.44ポイント 騰落率:0.9% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3489.74ポイント 前日比:3.07ポイント 騰落率:0.09% |
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23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.24%安の16702.32ポイントだった。中国企業指数は0.03%安の5756.84ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で531億4000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、朝方に一時高く推移。ただ、100日移動平均線(前引け時点で16766.48ポイント)が上値抵抗として意識され、再びマイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。前日終値は1月2日以来およそ7週間ぶり高値だっただけに、いったん利益を確定する売りが優勢だった。もっとも、中国政府による資本市場支援策や前日の米株高を受けた買いも入り、下値は限られた。 個別では、前日高かったレノボグループ(00992)が大きく売られた。ガラス大手の信義ガラス(00868)、香港コングロマリットの新世界発展(00017)、香港商業不動産の九龍倉置業地産(01997)、新薬受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(02359)も反落した。半面、都市ガスの新奥能源(02688)、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)が大幅に続伸。本土系金融株の中国平安保険(02318)、中国工商銀行(01398)、招商銀行(03968)の上昇も目立った。 |
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