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指数: 15分ディレイ
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21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に続伸。前場終値は前日比3.00%高の16735.49ポイントだった。中国企業指数は3.60%高の5718.07ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で647億6000万HKドル。
ハンセン指数は反落して寄り付いたものの、朝方に上げに転じた。商いを伴って上げを広げ、前場の高値圏で引けた。中国政府が前日の利下げに続いて景気刺激策や株式相場下支え策を打ち出すとの期待から、幅広いセクターで買いが優勢となった。中国本土市場の上昇も投資家心理を強気に傾けたもよう。 個別では、不動産開発の龍湖集団(00960)が10%超上げたほか、新薬開発受託の無錫薬明康徳新薬開発(02359)、生活アプリ運営の美団(03690)、ビール大手の華潤ビール(00291)が大幅に続伸した。パソコン大手のレノボグループ(00992)、保険大手の中国平安保険(02318)も高い。一方、宝飾品販売の周大福珠宝(01929)、中国石油大手のCNOOC(00883)が反落した。 |
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ハンセン指数
引値:16735.49ポイント 前日比:487.98ポイント 騰落率:3.00% 中国企業指数 引値:5718.07ポイント 前日比:198.84ポイント 騰落率:3.60% レッドチップ指数 引値:3431.65ポイント 前日比:82.75ポイント 騰落率:2.47% |
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21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は6営業日続伸。前場終値は前日比1.72%高の2972.87ポイントだった。深セン成分指数は1.75%高の9061.95ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5520億7800万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いたものの、ほどなくしてプラス圏へ切り返し、上げ幅を拡大した。前日まで5営業日続落した後とあって、利益確定売りが先行したものの、中国当局が打ち出した景気対策などの効果への期待が買いを支えた。前日に発表された住宅ローン金利の基準となる5年超物の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)が予想よりも大幅な引き下げになったこと引き続き好感されたほか、当局の「ホワイトリスト」に収載された不動産プロジェクト向けに商業銀行が1600億元超の融資を承認したと伝わったことも支援材料となったもよう。 セクター別では、自動車、自動車部品、自動車サービス、不動産サービスなどが全面高となるなど、ほぼ全セクターで買いが優勢だった。 上海B株指数は0.75%高の252.49ポイント、深センB株指数は1.17%高の1039.96ポイント。 |
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