ハンセン総合指数のサブインデックスである12の業種別指数のうち、16日は上昇が12業種、下落がゼロ業種、変わらずがゼロ業種だった。（　）内は前日比騰落率。

　1　医療・ヘルスケア：7,437.86（+5.57％)
　2　必需消費財：14,145.17（+4.7％)
　3　不動産・建設：1,460.30（+4.51％)
　4　素材：5,272.24（+4.03％)
　5　一般消費財：2,253.02（+3.63％)
　6　工業：835.05（+3.4％)
　7　コングロマリット：1,363.97（+3.26％)
　8　情報技術：8,265.53（+2.95％)
　9　公共事業：4,795.38（+2.38％)
　10　金融：2,933.41（+1.51％)
　11　エネルギー：9,797.00（+0.93％)
　12　通信：1,349.84（+0.48％)

ハンセン指数
　引値：16339.96ポイント
　前日比：395.33ポイント
　騰落率：2.48％

中国企業指数
　引値：5558.86ポイント
　前日比：147.92ポイント
　騰落率：2.73％

レッドチップ指数
　引値：3284.63ポイント
　前日比：102.75ポイント
　騰落率：3.23％

　16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続伸。前場終値は前日比1.87％高の16242.33ポイントだった。中国企業指数は2.05％高の5521.78ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で324億6000万HKドル。

　ハンセン指数は始値で心理的節目の16000ポイントを回復。朝方に一時小安くなったが、切り返して上げ幅を広げてほぼ全面高となった。50日移動平均線（前引け時点で16148.81ポイント）を上抜け、前場の高値圏で終えた。米長期金利の低下を背景に前日の米株式相場が上昇し、香港でも運用リスクを取りやすくなった。春節（旧正月）連休明けに中国当局が景気下支え策を追加するとの期待も続いたもよう。

　個別では、前日売られた薬明生物技術（02269）が12％超上昇。新薬開発受託の無錫薬明康徳新薬開発（02359）、都市ガスの新奥能源（02688）も反発した。不動産開発の龍湖集団（00960）、乳業大手の中国蒙牛乳業（02319）、ガラス大手の信義ガラス（00868）が大幅高となった。一方、電動工具の創科実業（00669）が逆行安。