休場明け14日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.15％高の15769.95ポイントだった。中国企業指数は0.63％高の5340.32ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で317億9000万HKドル。

　ハンセン指数は前日に米株式相場が大幅下落した流れを引き継ぎ、安く始まった。ただ、春節（旧正月）前に売り込まれていた銘柄が買い直され、下げ幅を次第に縮小。前引けにかけて上げに転じた。連休中の営業が好調だったセクターを物色する動きも相場を押し上げた。

　個別では、大型ネット株の美団（03690）、アリババ集団（09988）、テンセント（00700）が買われて相場を支えた。カジノ株の銀河娯楽（00027）とサンズ・チャイナ（01928）は続伸。不動産管理の碧桂園服務（06098）、医薬品の翰森製薬（03692）、海運の東方海外（00316）も高い。半面、医薬品受託開発を手掛ける薬明生物技術（02269）と無錫薬明康徳新薬開発（02359）の下げがきつい。鉄道運営の香港鉄路（00066）、都市ガスの新奥能源（02688）、不動産開発の香港鉄路（00066）は続落した。

ハンセン指数
　引値：15769.95ポイント
　前日比：23.37ポイント
　騰落率：0.15％

中国企業指数
　引値：5340.32ポイント
　前日比：33.53ポイント
　騰落率：0.63％

レッドチップ指数
　引値：3167.84ポイント
　前日比：-29.11ポイント
　騰落率：-0.91％

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