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7日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比1.44%高の2829.70ポイントだった。深セン成分指数は2.93%高の8708.24ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆219億3300万元だった。
上海総合指数は小動きで始まったものの、ほどなくして上向きに転じ、心理的節目の2800ポイントを回復。中国当局による資本市場支援策が引き続き好感された。中国証券監督管理委員会(CSRC)は6日、証券会社が証券金融会社などから株式を借りて投資家に転貸する株券貸借業務の新規積み増しを禁止した。空売りに必要な株式の貸し出し抑制が狙いとみられる。中盤以降はおおむね2800−2820ポイントのレンジでもみ合ったが、この日の高値圏で取引を終えた。終値ベースで6日に続き、1月30日以来、1週間ぶり高値を更新した。 セクター別では、非鉄金属、バッテリー素材、造船、証券などが高い。半面、建設コンサルティング、不動産サービス、環境関連、内装・建材などが売られた。 A株市場では、啓明星辰信息技術集団(002439)、大族激光科技産業集団(002008)、浙江水晶光電科技(002273)がストップ高を付けるなど、テクノロジー株の上昇が目立った。教育関連の中公教育科技(002607)、バスメーカーの鄭州宇通客車(600066)、自動車部品メーカーの寧波均勝電子(600699)、インフラ建設の上海隧道工程(600820)なども買いを集めた。半面、中国銀行(601988)、中国建設銀行(601939)、中信銀行(601998)、交通銀行(601328)など銀行株が軒並み売られたほか、環境関連の北京東方園林環境(002310)、港湾運営の上海国際港務(600018)、不動産株の招商局蛇口工業区控股(001979)などが下げた。 上海B株指数は1.75%高の246.70ポイント、深センB株指数は0.03%高の1005.47ポイント。 |
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上海総合指数
引値:2829.70ポイント 前日比:40.21ポイント 騰落率:1.44% 上海B株指数 引値:246.70ポイント 前日比:4.24ポイント 騰落率:1.75% 深セン成分指数 引値:8708.24ポイント 前日比:247.86ポイント 騰落率:2.93% 深センB株指数 引値:1005.47ポイント 前日比:0.29ポイント 騰落率:0.03% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3343.63ポイント 前日比:31.94ポイント 騰落率:0.96% |
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ゴールドマン・サックスは最新リポートで、中国のスマートフォン大手、小米集団(01810)の目標株価をこれまでの18.7HKドルから18.1HKドルに引き下げた。投資判断は「買い」を維持。2023年10−12月期の売上高予想を4%引き下げた一方、非国際会計基準(非IFRS)ベースの純利益予想を10%上方修正し、それぞれ前年同期比10%増の728億元、171%増の39億元に設定。2024−25年については通期の売上高を1−2%、非IFRSベースの純利益予想を2−4%それぞれ引き下げた。『AAストックス』が7日伝えた。
ゴールドマンは、製品のハイエンド化と海外市場の拡大を背景に、23年の小米集団のスマホの売上高が11%増加し、出荷量と平均販売価格はそれぞれ前年同期を8%、3%上回ると予想。投資家は今後、中国のスマホ需要、華為技術(ファーウェイ)との競争、小米集団の中核製品の利益率見通しに加え、同社が投入予定の新エネルギー自動車(NEV)「SU7」の価格設定と収益・販売状況に注目するとした。 小米集団の株価は日本時間午後3時47分現在、前日比1.55%安の12.70HKドルで推移している。 |
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