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ゴールドマン・サックスは最新リポートで、中国のスマートフォン大手、小米集団(01810)の目標株価をこれまでの18.7HKドルから18.1HKドルに引き下げた。投資判断は「買い」を維持。2023年10−12月期の売上高予想を4%引き下げた一方、非国際会計基準(非IFRS)ベースの純利益予想を10%上方修正し、それぞれ前年同期比10%増の728億元、171%増の39億元に設定。2024−25年については通期の売上高を1−2%、非IFRSベースの純利益予想を2−4%それぞれ引き下げた。『AAストックス』が7日伝えた。
ゴールドマンは、製品のハイエンド化と海外市場の拡大を背景に、23年の小米集団のスマホの売上高が11%増加し、出荷量と平均販売価格はそれぞれ前年同期を8%、3%上回ると予想。投資家は今後、中国のスマホ需要、華為技術(ファーウェイ)との競争、小米集団の中核製品の利益率見通しに加え、同社が投入予定の新エネルギー自動車(NEV)「SU7」の価格設定と収益・販売状況に注目するとした。 小米集団の株価は日本時間午後3時47分現在、前日比1.55%安の12.70HKドルで推移している。 |
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7日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に反落。前場終値は前日比0.07%安の16124.92ポイントだった。中国企業指数は0.71%安の5434.72ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で605億HKドル。
ハンセン指数は序盤に高く推移。中国当局による資本市場支援策に期待する買いが先行した。ただ、50日移動平均線(16270.77ポイント)を超えると下向けに転じ、結局は小幅安で引けた。前日はほぼ全面高となり4%超上昇しただけに、いったん利益を確定する売りが出た。中国の1月の物価統計と金融統計があす発表される予定で、結果を見極めたい投資家は積極的な買いを手控えたもよう。 個別では、前日高かったアリババ集団(09988)が売られ、相場の重荷だった。不動産開発の中国海外発展(00688)、龍湖集団(00960)、華潤置地(01109)もそろって反落した。前日大引け後に2023年10−12月決算を発表したSMIC(00981)の下げがきつい。一方、アジア保険会社のAIAグループ(01299)が続伸し、相場の一定の下支えとなった。医薬関連の上昇が目立ち、薬明生物技術(02269)、無錫薬明康徳新薬開発(02359)、阿里健康(00241)、国薬控股(01099)が高い。1月の製品出荷量を発表した舜宇光学科技(02382)も買われた。 |
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ハンセン指数
引値:16124.92ポイント 前日比:-11.95ポイント 騰落率:-0.07% 中国企業指数 引値:5434.72ポイント 前日比:-39.03ポイント 騰落率:-0.71% レッドチップ指数 引値:3250.17ポイント 前日比:-21.38ポイント 騰落率:-0.65% |
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