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指数: 15分ディレイ
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2日の中国本土株式市場で、上海総合指数は5日続落。終値は前日比1.46%安の2730.15ポイントだった。深セン成分指数は2.24%安の8055.77ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で8056億8700万元だった。
上海総合指数は、序盤は前日終値を挟んでもみ合ったが、後場に入って下げ幅を拡大すると、心理的節目の2700ポイントを割り、4%近く下落する場面もあった。終盤に下げ幅を縮小し、節目を回復したが、終値は2020年3月24日以来、約3年10カ月ぶり安値だった。中国経済の先行きに対する警戒感が強まるなか、週末を前に持ち高を調整する動きが強まったほか、米雇用統計の発表を控えて様子見ムードも広がった。セクター別では、自動車サービスや航空・宇宙が全面安となったほか、環境保護、電子部品などを中心にほぼ全セクターで売りが優勢だった。 A株市場では、TCL中環新能源科技(002129)や北京東方園林環境(002310)、寧波杉杉(600884)、寧波均勝電子(600699)などの下落が目立った。無錫薬明康徳新薬開発(603259)は自社株買いに10億元を投入すると発表したが、ストップ安を付けた。半面、海信家電集団(000921)や完美世界(002624)、中国神華能源(601088)、中国農業銀行(601288)などが買われた。 上海B株指数は1.57%安の242.07ポイント、深センB株指数は0.41%安の994.09ポイント。 |
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上海総合指数
引値:2730.15ポイント 前日比:-40.59ポイント 騰落率:-1.46% 上海B株指数 引値:242.07ポイント 前日比:-3.86ポイント 騰落率:-1.57% 深セン成分指数 引値:8055.77ポイント 前日比:-184.71ポイント 騰落率:-2.24% 深センB株指数 引値:994.09ポイント 前日比:-4.08ポイント 騰落率:-0.41% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3179.63ポイント 前日比:-38.08ポイント 騰落率:-1.18% |
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2日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.59%高の15658.20ポイントだった。中国企業指数は0.79%高の5264.59ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で502億7000万HKドル。
ハンセン指数は高く始まった。前日の米長期金利の低下と米株高を受けて運用リスクが取りやすくなり、幅広いセクターで買いが先行した。ただ、ハンセン指数の上昇率は一時2%を超えたものの、その後は次第に上げ幅を縮小して前場の安値圏で引けた。中国本土市場の下落が地合いの悪化につながった。米連邦準備理事会(FRB)が景気判断の上で重視する1月の米雇用統計が香港時間きょう夜に発表されるとあって、結果を見極めたい投資家は積極的な買いを手控えたもよう。 個別では、中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)が買われ、相場の上昇を主導した。自動車株の吉利汽車(00175)と理想汽車(02015)、不動産株の華潤置地(01109)、龍湖集団(00960)、中国海外発展(00688)が高い。カジノ株のサンズ・チャイナ(01928)は大幅に続伸した。半面、前日高かった薬明生物技術(02269)と無錫薬明康徳新薬開発(02359)が大きく売られた。香港コングロマリットの新世界発展(00017)、ビール大手の華潤ビール(00291)も反落した。 |
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