2日の中国本土株式市場で上海総合指数は反発して始まった。前日のNY市場が上昇した流れを引き継いだほか、指数は前日まで4日続落した後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がっているもよう。

　指数は日本時間午前10時35分現在、前日比0.25％高の2777.76ポイントで推移している。セクター別では、不動産サービスが全面高となっているほか、ゲームやインターネットサービスも高い。半面、太陽光発電設備や保険が売られている。

　2日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。前日の米長期金利の低下と米株高を受け、投資家が運用リスクを取りやすくなった。ハイテク株を中心に幅広いセクターで買いが先行している。

　指数は日本時間午前10時35分現在、前日比1.52％高の15802.38ポイントで推移している。個別では、大型ネット株のテンセント（00700）と美団（03690）が買われ、相場の上昇を主導。自動車メーカーの理想汽車（02015）と吉利汽車（00175）も高い。自動車販売の中升集団（00881）は大幅に続伸。半面、海運大手の東方海外（00316）が反落している。

上海総合指数
　始値：2773.29ポイント
　前日比：2.55ポイント
　騰落率：0.09％

上海B株指数
　始値：245.54ポイント
　前日比：-0.39ポイント
　騰落率：-0.16％

深セン成分指数
　始値：8239.50ポイント
　前日比：-0.98ポイント
　騰落率：-0.01％

深センB株指数
　始値：998.17ポイント
　前日比：0.00ポイント
　騰落率：0％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3219.87ポイント
　前日比：2.16ポイント
　騰落率：0.07％