香港証券取引所は24日、上海市場との相互株式取引「滬港通（上海・香港ストックコネクト）」の同日の統計を発表した。うち、上海A株に投資する「滬股通」（上海コネクト・ノースバウンド）の取引状況は次の通り。

■滬股通（香港→上海）
　　当日の売買代金：655億7422万元
　　買い代金：332億3750万元
　　売り代金：323億3673万元

■当日の売買代金上位10銘柄

1 貴州茅台酒（600519）
　　売買代金：2,086百万元
　　買い代金：1,103百万元
　　売り代金：983百万元

2 中国平安保険（601318）
　　売買代金：1,065百万元
　　買い代金：511百万元
　　売り代金：553百万元

3 招商銀行（600036）
　　売買代金：992百万元
　　買い代金：594百万元
　　売り代金：398百万元

4 中国長江電力（600900）
　　売買代金：852百万元
　　買い代金：604百万元
　　売り代金：247百万元

5 隆基緑能科技（601012）
　　売買代金：814百万元
　　買い代金：190百万元
　　売り代金：624百万元

6 富士康工業互聯網（601138）
　　売買代金：742百万元
　　買い代金：397百万元
　　売り代金：346百万元

7 中信証券（600030）
　　売買代金：610百万元
　　買い代金：263百万元
　　売り代金：347百万元

8 紫金鉱業集団（601899）
　　売買代金：603百万元
　　買い代金：204百万元
　　売り代金：400百万元

9 中国農業銀行（601288）
　　売買代金：600百万元
　　買い代金：476百万元
　　売り代金：124百万元

10 ペトロチャイナ（601857）
　　売買代金：592百万元
　　買い代金：223百万元
　　売り代金：369百万元

　25日の香港市場は買い先行か。中国人民銀行（中央銀行）は24日、2月5日に預金準備率を0.5％引き下げると発表。これにより金融機関が貸し出せる長期資金が約1兆元増える見通し。また、中国人民銀行と香港金融管理局は金融分野での提携強化などを含む6項目の措置も発表しており、国際金融センターとしての香港の地位が強化されると期待されている。

　ただ、ハンセン指数は前日に3.56％高と大幅に続伸し、終値ベースで15日以来7営業日ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなる可能性もある。

　24日のNY株式相場は高安まちまち。ストリーミング会員数が予想を大きく上回ったネットフリックスが2桁高となりハイテク株の上昇をけん引し、S&P500とナスダック総合が上昇した一方、前日の決算発表が嫌気された3Mが大幅続落したほか、決算を受けて前日に大きく上昇したベライゾンやプロクター・アンド・ギャンブル（P&G）が反落しダウ平均を押し下げた。

　本日から取引停止になる銘柄と取引再開になる銘柄は次の通り。
　※ストックコネクト採用のA株とB株が対象

★以下の銘柄は本日から取引再開
該当なし

★以下の銘柄は本日から取引停止
該当なし