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18日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比0.43%高の2845.78ポイントだった。深セン成分指数は1.00%高の8680.09ポイントと反発。上海、深セン両市場の売買代金は概算で8647億9100万元だった。
上海総合指数は中国景気不安から幅広い銘柄で売りが先行し、序盤に心理的節目の2800ポイントを割り込んだ。ただ、2020年4月28日以来およそ3年9カ月ぶりの安値圏で推移した後に切り返し、大引けにかけて上げ幅を広げた。中国政府による追加金融緩和や財政出動への期待が根強く、割安感が強まった銘柄を買い直す動きが相場を押し上げたもよう。セクター別では、太陽光発電設備や証券、ゲーム、バッテリー素材が買われた。半面、石油が軒並み安となったほか、観光、公共事業、小売りが売られた。 A株市場では太陽電池関連が急上昇。晶澳太陽能科技(002459)とTCL中環新能源科技(002129)がストップ高を付け、隆基緑能科技(601012)も大幅高だった。台湾・鴻海精密工業傘下の富士康工業互聯網(601138)、免税店運営の中国旅遊集団中免(601888)、自動車部品の寧波均勝電子(600699)は大幅に反発した。半面、環境マネジメントの東江環保(002672)、製紙のチェンミン・ペーパー(000488)、製鉄のアンガン・スチール(000898)が安い。 上海B株指数は0.47%高の225.47ポイントと反発。深センB株指数は0.68%安の1021.00ポイントと続落した。 |
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上海総合指数
引値:2845.78ポイント 前日比:12.16ポイント 騰落率:0.43% 上海B株指数 引値:225.47ポイント 前日比:1.05ポイント 騰落率:0.47% 深セン成分指数 引値:8847.00ポイント 前日比:87.24ポイント 騰落率:1% 深センB株指数 引値:1021.00ポイント 前日比:-6.94ポイント 騰落率:-0.68% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3274.73ポイント 前日比:45.65ポイント 騰落率:1.41% |
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18日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.64%高の15374.34ポイントだった。中国企業指数は0.58%高の5162.41ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で565億HKドル。
ハンセン指数はもみ合う展開が続いた。指数は前日まで4日続落し、終値で2022年10月31日以来およそ1年3カ月ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻しが入った。ただ、前日の米株安が嫌気されたほか、18日に上海総合指数が心理的節目の2800ポイントを下回ったことも投資家心理を冷やした。 個別では、美団(03690)やアリババ集団(09988)が買われて指数を押し上げたほか、信義光能(00968)や東方海外(00316)、中国生物製薬(01177)の上昇も目立った。半面、華潤万象生活(01209)や中升集団(00881)が大きく下げたほか、ペトロチャイナ(00857)やJDドットコム(09618)も売られた。 |
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