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指数: 15分ディレイ
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16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続落。前場終値は前日比1.92%安の15904.39ポイントだった。中国企業指数は1.85%安の5345.66ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で404億7000万HKドル。
ハンセン指数は序盤に小安く推移した後、下げ幅を拡大。心理的節目の16000ポイントを割り込み、前場の安値圏で引けた。中国の2023年10−12月期の国内総生産(GDP)や、12月の小売売上高、鉱工業生産など主要経済指標の発表をあすに控え、持ち高を整理する売りが幅広いセクターで優勢となった。15日の主要欧州株式相場や、きょうの米ダウ平均先物が下落していることも投資家心理を弱気に傾けたもよう。 個別では、大型株の美団(03690)とHSBC(00005)が売られて相場の重荷となっている。不動産開発の龍湖集団(00960)が7%超下げたほか、不動産管理の碧桂園服務(06098)と華潤万象生活(01209)も安い。医薬品ネット通販の京東健康(06618)、即席めん・飲料大手の康師傅控股(00322)、パソコン大手のレノボグループ(00992)は大幅に続落した。半面、前日急落した百度(09888)が買われた。オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)も反発。 |
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ハンセン指数
引値:15904.39ポイント 前日比:-311.94ポイント 騰落率:-1.92% 中国企業指数 引値:5345.66ポイント 前日比:-100.86ポイント 騰落率:-1.85% レッドチップ指数 引値:3216.10ポイント 前日比:-43.30ポイント 騰落率:-1.33% |
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16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.62%安の2868.30ポイントだった。深セン成分指数は0.73%安の8898.14ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4130億7900万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。安く寄り付いた後にプラス圏に浮上したが、上値の重さが意識されると再び下向きに転じ、前引け前に下げ幅を拡大した。当局による景気対策や相場対策が期待される半面、中国経済の先行き不安が根強いなか、2023年10−12月期の国内総生産(GDP)や、12月の小売売上高、鉱工業生産など主要経済指標の発表をあすに控え、持ち高整理の売りが重荷となったもよう。 セクター別では、不動産サービス、自動車サービス、石油が全面安となったほか、ゲーム、インターネットサービスなども売られている。半面、観光・ホテル、航空・空港運営、銀行が買われた。 上海B株指数は0.4%高の228.12ポイント、深センB株指数は0.09%高の1042.74ポイント。 |
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