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指数: 15分ディレイ
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10日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は7営業日続落。前場終値は前日比0.42%安の16122.67ポイントだった。中国企業指数は0.30%安の5433.35ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で383億HKドルだった。
ハンセン指数は安く始まった。米12月消費者物価指数(CPI)の発表を香港時間あす夜に控え、持ち高を整理する売りが出たもよう。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ時期を巡る市場の見方が揺れ動くなか、積極的な売買を見送るムードが広がり、商いは低調。もっとも、序盤には一時上げに転じる場面があった。ハンセン指数はおよそ1年2カ月ぶりの安値圏にあるだけに、割安感が強まった銘柄を拾う動きが一定の下支えとなった。 個別では、保険株のAIAグループ(01299)、中国人寿保険(02628)、中国平安保険(02318)が売られ、相場の重荷となった。前日に買われたバドワイザーAPAC(01876)、九龍倉置業地産(01997)が安い。半導体ファウンドリーのSMIC(00981)は続落した。一方、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)が大幅に続伸した。医薬品関連の上昇が目立ち、薬明生物技術(02269)、翰森製薬(03692)、無錫薬明康徳新薬開発(02359)、中国生物製薬(01177)、国薬控股(01099)が買われた。 |
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ハンセン指数
引値:16122.67ポイント 前日比:-67.35ポイント 騰落率:-0.42% 中国企業指数 引値:5433.35ポイント 前日比:-16.41ポイント 騰落率:-0.30% レッドチップ指数 引値:3241.68ポイント 前日比:-2.17ポイント 騰落率:-0.07% |
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10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.21%安の2887.18ポイントだった。深セン成分指数は0.19%安の8954.86ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4286億1200万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。安く寄り付いた後、序盤は下げ幅を拡大したが、売り一巡後は上向きに転じ、プラス圏へ浮上。ただ、勢いは続かず、前場後半は前日終値を挟んでもみ合った。中国経済の先行き不安が引き続き重しとなる半面、指数が約1年8カ月ぶり安値圏で推移しているとあって、政府系資金が相場の買い支えに乗り出すとの思惑がくすぶる。週後半に米12月消費者物価指数(CPI)や、中国の物価統計、貿易統計などの発表を控え、様子見気分も漂った。 セクター別では、文化・メディア、ゲーム、コンシューマーエレクトロニクス、コンピューター設備などが安い。半面、バッテリー素材が全面高。太陽光発電設備、美容・ケア、バッテリーなども買われた。 上海B株指数は0.46%高の225.37ポイント、深センB株指数は0.29%安の1052.04ポイント。 |
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