週明け25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.31％安の2905.79ポイントだった。深セン成分指数は0.17％安の9205.77ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3923億3400万元だった。

　上海総合指数は安く寄り付いた後、序盤はプラス圏に浮上する場面もあったが、勢いは続かなかった。中盤以降はマイナス圏で推移し、じりじりと下げ幅を拡大した。中国経済の先行き不安が根強いなか、国家新聞出版署が先週末にオンラインゲームに対する新たな規制草案を発表し、市場で想定されていなかったネット企業への引き締めがネガティブサプライズとして受け止められた。同署幹部は「各関連部門、企業、利用者などの意見を聞き取った上で草案を修正・改善する」との考えを示したが、投資家は慎重な姿勢を崩していない。

　セクター別では、前週末に急落したゲーム関連は続落。海運・港湾運営、文化・メディア、百貨店なども安い。半面、軍需関連の一角が堅調だった。

　上海B株指数は1.23％安の222.44ポイント、深センB株指数は0.39％高の1053.01ポイント。

上海総合指数
　引値：2905.79ポイント
　前日比：-8.99ポイント
　騰落率：-0.31％

上海B株指数
　引値：222.44ポイント
　前日比：-2.78ポイント
　騰落率：-1.23％

深セン成分指数
　引値：9205.77ポイント
　前日比：-15.54ポイント
　騰落率：-0.17％

深センB株指数
　引値：1053.01ポイント
　前日比：4.09ポイント
　騰落率：0.39％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3332.65ポイント
　前日比：-4.58ポイント
　騰落率：-0.14％

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