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12日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.85%高の16338.51ポイントだった。中国企業指数は1.38%高の5608.68ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で416億HKドル。
ハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ高く寄り付いた後、もみ合いながら上げ幅を拡大。米景気懸念が後退する一方、米連邦準備理事会(FRB)が24年前半にも利下げに転じるとの観測を受けて投資家はリスクを取りやすくなった。香港市場では前日まで3営業日続落し、1年1カ月ぶり安値圏で推移しているとあって、値ごろ感の強まった銘柄を買い戻す動きが優勢。中国当局による景気対策への期待も地合いを支えた。中国本土で翌年の経済運営の基本方針を決める中国の中央経済工作会議は11−12日に開かれている可能性があると外電が報じた。 個別では、本土不動産関連の華潤置地(01109)、龍湖集団(00960)、碧桂園服務(06098)、中国海外発展(00688)や、製薬株の翰森製薬(03692)が高い。前日に急落したスポーツ用品メーカーの李寧(02331)が反発した。同社は12日朝方、最大で30億HKドル規模の自社株買い計画を発表した。半面、アジア生保のAIAグループ(01299)、医薬品開発受託会社の無錫薬明康徳新薬開発(02359)と同系列の薬明生物技術(02269)、石炭株の中国神華能源(01088)などが売られた。 |
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ハンセン指数
引値:16338.51ポイント 前日比:137.02ポイント 騰落率:0.85% 中国企業指数 引値:5608.68ポイント 前日比:76.19ポイント 騰落率:1.38% レッドチップ指数 引値:3225.45ポイント 前日比:34.43ポイント 騰落率:1.08% |
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12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に3営業日続伸。前場終値は前日比0.06%高の2993.36ポイントだった。深セン成分指数は0.25%安の9608.55ポイントと3営業日ぶりに反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5028億6600万元だった。
上海総合指数は安く寄り付き、前日終値を挟んだ狭いレンジでもみ合い。中国景気の減速懸念がくすぶる半面、中国政府が打ち出す経済政策に期待する買いが入り、相場の方向感を欠いた。中国指導部が来年の経済運営の基本方針を決める中央工作会議を11−12日に開き、経済成長目標などを議論すると伝わり、投資家心理を支えたもよう。 セクター別では、造船が全面高のほか、教育、不動産、コンピューターが買われた。一方、クリーンエネルギー関連や医療機器、ガスが売られた。 上海B株指数は0.41%安の228.88ポイントと3営業ぶりに反落。深センB株指数は0.17%高の1080.04ポイントと5営業日続伸した。 |
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