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指数: 15分ディレイ
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週明け11日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に3日続落。前場終値は前営業日比2.04%安の16000.84ポイントだった。中国企業指数は2.55%安の5455.15ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で485億3000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、下げ幅を拡大する展開。中国の景気減速への懸念が重しとなった。前週末に中国の国家統計局が発表した2023年11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.5%下落し、市場予想(0.1%下落)よりも下振れした。2カ月連続の前年同月割れとなり、下落幅は前月から0.3ポイント拡大。生産者物価指数(工業製品出荷価格:PPI)も3.0%下落と予想(2.8下落)を下振れし、下落幅は前月に比べ0.4ポイント拡大した。指数は前場終盤には心理的節目の16000ポイントを割り込む場面もあったが、かろうじて同節目を守って引けた。 個別では、不動産デベロッパー香港大手の恒基兆業地産(00012)から香港・北角(ノースポイント)のオフィスビル「港匯東(ハーバー・イースト)」を22億800万HKドルで取得すると発表したスポーツ用品メーカーの李寧(02331)が13%超安と急落。大型ネット株のJDドットコム(09618)、美団(03690)、アリババ集団(09988)が売られ、指数を押し下げた。自動車ディーラーの中升集団(00881)、医薬品ネット通販の京東健康(06618)も下げがきつい。半面、PC世界大手のレノボグループ(00992)が大幅逆行高。電動工具大手の00699、欧州金融のHSBC(00005)がしっかり。 |
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ハンセン指数
引値:16000.84ポイント 前日比:-333.53ポイント 騰落率:-2.04% 中国企業指数 引値:5455.15ポイント 前日比:-143.01ポイント 騰落率:-2.55% レッドチップ指数 引値:3155.72ポイント 前日比:-51.26ポイント 騰落率:-1.60% |
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週明け11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前営業日比0.56%安の2952.85ポイントだった。深セン成分指数は0.66%安の9490.41ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5297億6600万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移した。最近の下落を受けて値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが入ったほか、多くの企業が自社株買いの計画を発表したことが一定の支えとなったが、週末に発表された2023年11月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(工業製品出荷価格:PPI)がともに市場予想から下振れたことで、中国の景気減速への警戒感が強まり、相場の重しとなった。セクター別では、酒造やバッテリー素材、貴金属が全面安となったほか、航空・空港運営なども売られた。半面、ゲーム、文化・メディア、ガスなどが買われた。 上海B株指数は0.45%安の227.82ポイント、深センB株指数は0.46%安の1068.19ポイントだった。 |
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